内容説明
ヴォーリズを辿ることは近現代日本のキリスト教史を遡行することだ。「米国より来たりて留まった」一柳米来留ことウィリアム・メレル・ヴォーリズ。著名な建築家のみならずキリスト教伝道の担い手でもあったその足跡を、妻 一柳満喜子との絆を軸に多角的に照らし出す。近江兄弟社の広報誌『湖畔の声』連載記事を書籍化。
目次
W・M・ヴォーリズと私の出会い
ヴォーリズの足跡を探る北米旅行―少年時代の思い出
ライオン教授との出会い
アメリカ人教師の日本体験記
YMCAのネットワークに支えられて
滋賀県立商業学校基督教青年会の創立
スペシャルなランチ・タイム
軽井沢外国人避暑地一二五年の記念会
軽井沢外国人避暑地一二五年(続)
日本をこよなく愛した外国人―ガントレットとヴォーリズ
アメリカン・ボードとの出会い
ミッションスクールのつながり
蒔かれた種の一粒は…
ヴォーリズ建築展 各地で開催
様々な出会いから
神戸女学院につながる物語
街の顔 大丸百貨店
関西学院 ヴォーリズの「祈りのかたち」展
めぐり合わせの不思議
運命の出会いから―ヴォーリズと満喜子〔ほか〕
著者等紹介
芹野与幸[セリノトモユキ]
1951年東京生まれ。現在、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所非常勤顧問。NHK文化センターなど、各種の講演活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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