内容説明
「いずれのみ真か?」でなく、「いずれもまた真」でもなく―。ひとつに結び合わされ、初めて見えてくる聖書の原風景!聖書に生きる民によるキリスト教の歴史もまた、全体主義、排外主義の色合いを濃く帯びながら、論争、分裂、騒擾を繰り返してきた。「違いがありつつ、ひとつ」という第三の道があるのではないか―。現職の一牧師が岩手・花巻から発信する、現代人のための希望に満ちた神学。
目次
第1部 違いがありつつ、ひとつ―四福音書の相違と相互補完性(福音書に関する五つの疑問;四福音書の共通の土台、四福音書の固有のキリスト像;マルコによる福音書のキリスト像―生前‐十字架のキリスト;マタイによる福音書のキリスト像―十字架‐復活のキリスト;ルカによる福音書のキリスト像―復活‐昇天のキリスト;共観福音書の小黙示録のキリスト像―再臨のキリスト;ヨハネによる福音書のキリスト像―再臨=想起・現前のキリスト;違いがありつつ、ひとつ―四福音書の相違と相互補完性)
第2部 「十全のイエス・キリスト」へ―伝統的な聖餐論と開かれた聖餐論の相違と相互補完性(聖餐とは何か;現代の聖餐論議―伝統的な聖餐論と開かれた聖餐論;「十全のイエス・キリスト」へ;今後の展望―内住のキリスト像)
著者等紹介
鈴木道也[スズキミチヤ]
1983年京都府京都市生まれ。2013年より日本基督教団花巻教会牧師(主任担任教師)。日本神学研究センター、東北伝道協力会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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