内容説明
地上的、生得的なこの世にあって、天上的、霊的生活はいかに現出するのか。マルティン・ルターに次ぐプロテスタント神学者と目されながら今日では忘れ去られている改革派ルター主義者シュペーナーは、ドイツ敬虔主義神学の要ともなった人物。その説教集成のひとつである本書は日本におけるシュペーナー著作物の初の、完全な形での翻訳出版として眼が離せない。訳者による膨大な訳注がこれを後押しする。
目次
神への愛
神への恐れ
神への従順
律法的と福音的従順
常なる祈り
霊的諸事物の尊重
恩寵手段への熱望
苦難における忍耐
苦難における忍耐、新しい人間の一つのあり方
至福なる別れへの願望
至福なる別れへの願望、新しい人間の一つのあり方
彼の栄光への再生
著者等紹介
山下和也[ヤマシタカズヤ]
1965年東京生まれ。現在、愛知大学法学部教授(2016年より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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