「日本語」の文学が生まれた場所―極東20世紀の交差点

個数:
  • ポイントキャンペーン

「日本語」の文学が生まれた場所―極東20世紀の交差点

  • 黒川 創【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 図書出版みぎわ(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 72pt
  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月28日 14時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 608p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784911029046
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

近代の「日本語」による文学の行き交いを、極東アジアの広がりに位置づける。従来の文学史を更新する決定的論考!20世紀初頭の都市「東京」を諸民族が行き交う極東アジアのハブとして着目し、ここからの「日本語」文学の形成と、国境を越えて展開される言語表現の歴史を明らかにする。

目次

1 〓外と漱石のあいだで(〓外と台湾と魯迅のあいだ;女の言いぶん;語りうる世界の深まり)
2 “外地”の日本語文学の広がり(多面体の鏡―南方・南洋・台湾;螺旋のなかの国境―満洲・内蒙古・樺太;旗のない文学―朝鮮)
3 新しい定住者が生みだす世界―金達寿から始まるもの(「在日朝鮮人」という意識の起源;根こぎにされた母子像;「内地」と屑鉄;ユーモアの発生源;被支配民族を結びつけたもの;『玄海灘』から始まる;日本とは、どういう土地か;「在日朝鮮人文学」を岩波文庫の緑帯に;背後に燃える火)

著者等紹介

黒川創[クロカワソウ]
作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境“完全版”』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。