ロバート・キャパ 戦争

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ロバート・キャパ 戦争

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  • サイズ B5判/ページ数 216p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784911003336
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

20世紀が生んだ偉大な写真家のひとり、ロバート・キャパ。「カメラの詩人」と言われ、またすぐれた「時代の証言者」でもあります。その写真の背景には苦闘するヒューマニストの眼があります。戦争の苦しみをとらえるとき、そこにキャパの人間としてのやさしさ,ユーモアがあります。キャパは人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしようというつよい信念と情熱をもって状況に身を投じましたが、それだけでなく写真のもつ衝撃力を見分ける確かな眼を持ち合わせていました。1930年代ヨーロッパの政治的混乱、スペイン内戦でドイツ・イタリアのファシスト政権に支援されたフランコ将軍の反乱軍によって次第に圧倒されて敗北する共和国政府軍、日本軍による中国の漢口爆撃、第二次世界大戦で連合軍の対ドイツ反攻作戦の始まる北アフリカから、イタリア戦線、ノルマンディー上陸作戦などの戦闘現場に立会い、命がけの取材写真は眼に見える確かな記録として報道されました。それらの多くは時空を越えて、後世の人びとにも訴えかけるつよいメッセージとなっています。本書では数々の傑作から、“戦争”に焦点を当てた作品を厳選しました。昨今のロシアとウクライナ、パレスチナやレバノンとイスラエル等の地域における紛争、シリアのアサド政権崩壊による影響など、世界の現状は、残念ながらキャパの願った「人間を取り捲く状況を少しでもよいものにしよう」という思いとはほど遠いものです。それ故に戦後80年のいまこそ、あらためてキャパの写真証言を見直すことの意義があります。

内容説明

戦争に勝者は存在しない。ただ撮影者と犠牲者がいるだけだ。“ロバート・キャパ”誕生の一枚からその命を落とす最期の一枚まで、戦場に生きた報道写真家の眼と心に写った時代の記録。

目次

1 ジャーナリストをめざす
2 スペイン内戦
3 日中戦争
4 戦時下のイギリス
5 北アフリカ
6 イタリア上陸
7 ノルマンディー上陸
8 パリ解放
9 ドイツ降伏
10 イスラエル建国
11 終焉の地 インドシナ半島
解説・資料篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

152
ロバート・キャパは、知っていますが、本格的な写真集は初めてです。東京都写真美術館とのコラボ企画、いつ何時、第三次世界大戦に発展してもおかしくない今、観るべき写真群だと思います。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000006149.html2025/03/28

Willie the Wildcat

55
GW美術館巡りの〆が、写真展「ロバート・キャパ 戦争」。ヒト、に尽きる印象。喜怒哀楽だけでは収まらない、一瞬一瞬の心情描写。戦禍『燃える家から・・・農夫たち』、戦中『戦車とろば』、戦後『捕虜収容所・・・女性と歩くイタリア兵』、そして新天地『シャール・アーリア移民』。この4点目の女の子の表情と構図がマイベスト。当図録解説で知るDデー作戦の「ライフ誌の失態」、歴史的にも痛い喪失!一方、〆の一枚『ナムディン』の解説に、グッとくるものがある。会場で見る”物語”、人間の本質を考える時間となりました。2025/05/04

pohcho

53
4月に行ったキャパの写真展を思い出しながら眺める(この本に掲載されている写真のほとんどが展示されていた)やはり、戦場の中にある日常を感じさせる写真が印象的だ。沢木耕太郎さんのエッセイもあり。キャパの写真の現場に赴いて、同じ構図で写真を撮って比べてみようという試みの旅。無数の墓石が並ぶ墓地で、何かに引かれるようにキャパの墓にたどりついたのはいかにも沢木さんらしいエピソード。2025/05/27

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41
🌟🌟🌟🌟🌟。2025年3月26日に東京都写真美術館で開催中の『WAR ROBERT CAPA』展に行って参りました。彼はアーティストではなくジャーナリストだと自ら名乗っていました。 飜るナチスの旗。銃を手に守備をする兵士達の顔立ち。銃弾に倒れる兵士達の瞬間。空爆によって家を家族を失い泣き叫ぶ女性たち。特に日中戦争が印象的だった。日本軍の空爆で住居を失った女性の姿や火災による必死の消化活動もキャパは捉える。物語のワンシーンを見ているかのような錯覚を覚える。そうか、これが写真を読むという事なのか。2025/05/14

PEN-F

30
東京都写真美術館で開催中の「ロバート・キャパ展」図録。今年観た写真展のなかではベストだった。もはや報道写真家としては伝説と化しているロバート・キャパ。ノルマンディー上陸作戦「Dデー」や「パリ解放」、「崩れ落ちる兵士」などの報道写真においての傑作たちが多数掲載されている。今回は「すべての見えない光」で表紙を飾ったあの超傑作は未掲載。2025/04/12

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