鹿ヶ谷叢書<br> 群衆論―近代文学が描く“群れ”と“うごめき”

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鹿ヶ谷叢書
群衆論―近代文学が描く“群れ”と“うごめき”

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784910993560
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

目次

第1章 労働者であること(彼女の朝から別の朝へ―佐多稲子「キャラメル工場から」論;「あなた」への誘惑―葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」論;小林多喜二「蟹工船」における言葉の交通と非交通)
第2章 群れの力学(群衆とは何者か?―歴史小説における“一揆”の表象;横光利一『上海』の力学―“場”の運動;群衆はいかにして国民となるか―石川達三「蒼氓」;二つの日本合戦譚―菊池寛と松本清張)
第3章 侵略の光景(夢野久作が描いた“東亜”―「氷の涯」を中心に;石川達三「沈黙の島」を読む;侵略者は誰か―村上龍『半島を出よ』)
第4章 匿名性をめぐる問い(“正名”のモラル―中野重治『歌のわかれ』論;ひとりひとりの死を弔うために―長谷川四郎「小さな礼拝堂」論;手紙のなかのヒロイズム―樺美智子・奥浩平・高野悦子;車椅子の“性”―田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」論)
第5章 寄せ場の群集(“闘争”と“運動”の狭間で―映画「山谷 やられたらやりかえせ」;一九六〇年代の雑誌メディアにおける“釜ヶ崎”)

著者等紹介

石川巧[イシカワタクミ]
1963年秋田県生まれ。1993年立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。山口大学専任講師、同助教授、九州大学助教授を経て、立教大学文学部教授。専門は日本近代文学、出版文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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