内容説明
本書は、内国刑法と国際法が相互に交錯しあう法分野として国際刑事法をとらえ、その実定法上の基本機能を明らかにしようとするものである。
目次
第１部 国際犯罪の概念（国際犯罪の基本類型；法適用面での混乱の要因）
第２部 国際刑事法の基本機能（国際刑事法の成立基盤；国際刑事法の機能と転換；内国刑法の適用基準）
第３部 国際犯罪に対する国際法上の規制の変容―刑事国際法への転換要因（犯罪人引渡制度の機能変化；海上犯罪の規制の特質；国際刑事法の国内的履行）
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