マンガ版 トラウマや不安、痛みって本当に不思議―でも私は大丈夫、と言える本―マンガ版

ヘインズ，スティーブ/ノール，マシ/カンタクジノ，マリーナ【文】/スタンディング，ソフィー【絵】/浅井 咲子【訳】

いそっぷ社（2023/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 170p／高さ 21cm
• 商品コード 9784910962030
• NDC分類 493.74
• Cコード C0095

内容説明

あなたを苦しめている「トラウマや不安、慢性的な痛み」。過去を思い出すのではなく、今の自分に向き合ってみませんか？革新的な理論をマンガでわかりやすく教える最適の入門書！！

目次

第１章　トラウマって本当に不思議
第２章　不安って本当に不思議
第３章　痛みって本当に不思議
第４章　許しって本当に不思議

著者等紹介

ヘインズ，スティーブ［ヘインズ，スティーブ］ ［Ｈａｉｎｅｓ，Ｓｔｅｖｅ］
人間の自然治癒力を回復することを目的としたオステオパシー療法のセラピスト。代替医療の一つで、身体に働きかける「ボディワーク」の従事者として２５年以上のキャリアがある

ノール，マシ［ノール，マシ］ ［Ｎｏｏｒ，Ｍａｓｉ］
英国キール大学心理学部教授、心理学者。同じく本書の元になった１８年の『Ｆｏｒｇｉｖｅｎｅｓｓ　Ｉｓ　Ｒｅａｌｌｙ　Ｓｔｒａｎｇｅ』（許しって本当に不思議）でジャーナリストのマリーナ・カンタクジノと共に文章を担当している。「許し」に関わるスキルの追求と収集を目的としたウェブサイト「Ｆｏｒｇｉｖｅｎｅｓｓ　Ｔｏｏｌｂｏｘ」の共同開設者でもある

スタンディング，ソフィー［スタンディング，ソフィー］ ［Ｓｔａｎｄｉｎｇ，Ｓｏｐｈｉｅ］
イラストレーター。デジタルと手描きを組み合わせながら、人間科学の分野を描く彼女のスタイルは高く評価されている。自閉症スペクトラムの女性に焦点をあてたグラフィック・ノベル『Ｃａｍｏｕｆｌａｇｅ』（２０１９年刊）でもイラストを担当

浅井咲子［アサイサキコ］
公認心理師。外務省在外公館派遣員として在英日本国大使館勤務。その後、米国ジョン・Ｆ・ケネディ大学院にてカウンセリング心理学の修士課程を修了。２００８年から、セラピールーム「アート・オブ・セラピー」を設立。発達性トラウマ、解離などによる問題や症状に対し、神経系に働きかける方法について、各地で講演や講座を実施している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KEI]

慢性疼痛に悩まされているので読んでみた。トラウマ、不安、痛み、許しについてイラストと共に説明されていた。ヒトはそれらから回復し乗り越えられる力を持つと著者は言う。私の関心は痛みであるが、痛みは脳の管理システムの不具合とし、安全ではないという知覚が痛みとして出力するという。それゆえ反応が過剰に強化された状態を身体地図を開拓していく事で脱感作する、自分の考え方感じ方を変えていく事で痛みのスイッチを切る事ができる。これは専門家と共に体験しなければ理解とスイッチを切ることは難しそうだ。分かった様な分からない様な。

2024/10/12

[ひろか]

イマイチだなーと思っていたが、後半になるきつれ、引き込まれました

2023/10/29

[釜煮蕎麦]

体の感覚が感情につながる。わかりやすく、ユルすぎず良いと思う。

2023/12/09

[マッメ]

トラウマ、不安、痛み、許しについてイラストとともにそれらの仕組みや向き合う方法などが書かれている。マンガというよりイラストと一緒に書かれている感じだった。読みやすいようで読みにくいが、内容的には症状が出る仕組みなどをとても詳しく書いてあり、ハッとさせられることが多かった。許すことの難しさを感じつつ、加害者を許すことは自分を許すことということに納得した。これらのことを意識してトラウマや不安などと向き合っていけたらいいなと思う。

2024/08/15

[しーこ]

小さな字でたくさん書いてある。読みやすくはないけど、納得。

2024/07/17