内容説明
キム・ウォニョン、キム・ソヨン、イギル・ボラ、チェ・テギュという、背景も活動分野も異なる4人によるエッセイ集。コーヒー、靴下、テレビ、本といった身近な存在の言葉をはじめ、ゆらゆら、ひそひそ、ひんやりなどの状態や様子を示す言葉について、それぞれが文章を綴る。4人の文章に触れることで、新たな気づきや視野の広がりが感じられる1冊。
目次
1部 繰り返されるリズム(コーヒー;靴下;ご飯;朝)
2部 ささやく物たち(テレビ;手のひら;本;床)
3部 動く心(おもちゃ;病院;ゆらゆら;ひそひそ)
4部 静かに流れる時間(怠惰;待つこと;ひんやり;アンニョン)
著者等紹介
キムウォニョン[キムウォニョン]
ものを書き、舞台公演をし、弁護士として働く
キムソヨン[キムソヨン]
児童書の編集者として働いたのち、現在は読書教室で子どもたちと本を読んでいる
イギルボラ[イギルボラ]
ものを書き、映画を作り、「CODA KOREA」の代表を務める
チェテギュ[チェテギュ]
動物福祉学を研究する獣医で、「熊の家プロジェクト(Project Moon Bear)」の活動家として働く
牧野美加[マキノミカ]
1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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