出版社内容情報
本書は命術の帝王といわれる四柱推命のバイブルといえる『滴天髄』を忠実な原典解釈を踏まえ、現代にもわかりやすく詳解した1冊です。
原文を掲載し、その後、四柱推命についての解説が始まります。
第一章では推命の歴史として歴史から、目的、五行、十干十二支、象干、空亡、二十四節気などの構成要素を説明します。
続く第二章では鑑定手順として、命式の作成からその判断基準、八格、五行の解説と基礎を説きます。
第三章では応用として、前章踏まえての吉凶判断、女命の判断、官殺並見、神殺、納音五行などを紹介。
第四章では近代推命大家の判断実例として、(1)韋千里、(2)袁樹珊、(3)徐楽吾、(4)任鉄樵、(5)沈孝瞻の五名の大家を取り上げます。
先人の考え方を読み学ぶことは現代占者にとって得難い知識になるといえます。
そして、第五章から第七章では著者による現代著名人の関係ケースを多数紹介。
第五章ではM-1グランプリ王者を、第六章では北野武、安倍晋三、木村拓哉、ダウンタウン、松山英樹などの運勢を四柱推命の八字から解き明かします。
第七章では鑑定実例として著者自らが鑑定をした経営者を紹介。
現代における四柱推命のリアルな現場が見て取れることでしょう。
終章である第八章で推命の改善として、書物としてはほとんど公表されていない秘中の秘を紹介します。
著者が「はじめに」および「おわりに」で宣言するように、「現存ずる推命の書としては最も中国伝統的な推命の手順と本質を表現し、また集約した一冊になって」おり、
特に「本書で一番に力をいれたのは、先ずは陽陰干の本来の意義に関してです。この部分に関しては、過去日本人の推命家が著してきたものとは一線を画すものでありますので」、「どうぞ、本書を熟読していただき推命学の理解を深めて頂ければ幸いに存じます。」
このように四柱推命を学び、研鑽し、その術を駆使したいと願う人にとって必携の1冊といえます。
内容説明
本邦初最も中国伝統的な推命の手順と本質を表現し集約した一冊。研究や検証を進めていけばいくほど、漢字八文字で構成されたこの占術は、美しい漢詩を読んでいるように思えてきました。その漢詩は一枚の美しい絵画となり、その人の人生の在り方や人となりを描き出します。
目次
第1章 推命の基礎
第2章 鑑定の手順
第3章 応用編
第4章 著名な推命家の判断実例
第5章 M‐1グランプリ歴代王者の盛衰と出生時間の割り出し方
第6章 著名人の鑑定実例
第7章 実際の鑑定実例
第8章 推命の改善
著者等紹介
佐田龍星[サタリュウセイ]
1968年2月21日生まれ。出身地、島根県出雲市佐田町。臨死体験をした母から生まれ、小さい頃から神話やオカルトに興味を持ち、様々な書を読破。19歳からタロットカードを始めて後、独学で様々な占いを研究し、2009年に黒門氏が運営していた黒門アカデミーで本格的に風水を始めとした中国占術の研究を開始する。2021年には黒門アカデミーを譲り受け、現在では黒門アカデミー主宰とし、自らも教鞭を執り年間延べ1000人以上に風水や推命を教える傍ら、風水鑑定を行い法人個人を問わず、様々な方の開運の手助けをしている。黒門アカデミー主宰、黒門アカデミー師範、黒門流師範、薬膳アドバイザー、催眠療法心療師、開運小顔施術インストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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