出版社内容情報
2025年9月10日、米国で一人の若き英雄が凶弾に倒れた。チャーリー・カーク暗殺のニュースは米国のみならず、世界中にショックを与え、最大の関心事となった。追悼集会には全米から10万人規模の人が詰めかけた。トランプ政権の中枢だけでなく、名だたる実業家、言論人たちも駆け付けてその死を悼み、祈りを捧げた。
享年31の彼は、まったくのゼロから全米の学生や若者層をまとめ上げ、2024年大統領選においてトランプの支持者と投票を劇的に増やした運動・TPUSA(ターニング・ポイント・USA)の主宰者だった。第2次トランプ政権成立への絶大な貢献度が認められ、「トランプ政権誕生の立役者」「MAGA派の代表格」としても高い名声を誇り、SNS等で世界的に高い影響力を持つ、米国保守派を代表するインフルエンサーだった。遠くない将来、彼が米国大統領になるのでは、と予想する向きさえあった。
数年前から彼の存在や活動に注目していた参議院議員の山中泉は、彼の所属する参政党主催のイベントとしてカーク氏の講演会を企画し、交渉の末、初来日を実現する。カーク氏にとってはごく短い時間の日本滞在だったが、わが国はカーク氏に鮮烈で深い印象を与えたようだった。彼が語ったのは、日本と日本人への敬意と希望に満ちた言葉だった。
本書では、9月7日、東京の砂防会館別館において、満員の聴衆を前に、カーク氏が行った講演、引き続いて行われた参政党党首の神谷宗幣氏とのトークセッションの内容を完全収録した。彼の死を心より悼み、卑劣な犯罪を憎むが、残された我々は、彼が短い生涯の中で築いてきたもの、生きてきた道から何を学ぶのか? にフォーカスを当てた。
チャーリー・カーク氏は、最初で最後になってしまった日本講演で、我々に対して何を語ったのか? 「欧州各国や米国を破壊している移民の激増は人口侵略である。油断してはならない。しかし、今の日本なら、まだ間に合う」「人口侵略」の前提となる「少子化」、さらには「言論の自由を侵害する言葉狩り=過剰なポリコレ」に対して強い警鐘を鳴らし、〝世界を蹂躙しつつあるグローバリズムの脅威を、ともに食い止めよう″と彼は呼びかけた。
本書では、1章でカーク氏がアメリカ社会にとって、そして欧州各国やこの日本に対していかなる存在であったのか、そしてどんな影響を与えたかを、ロバート・エルドリッヂ博士と山中泉の対談で明らかにする。また、講演の内容を踏まえ、神谷宗幣と山中泉の対談において、カーク氏の講演と直接対話によって伝えられたメッセージを振り返り、彼が続けてきた活動の本質を読み取り、日本のこれからの政治・社会情勢の中でそれをどのように具現化し、政策に落とし込んでいくべきかを探る。
カーク氏の死後、「自分もチャーリー・カークだ」と数万にも及ぶTPUSAの支部が誕生している。カークの身体はこの世を去った。しかし、その魂を引き継ごうとする人たちの列は途絶えることがない。TPUSAの協力で、カラー口絵も構成。
【目次】
まえがき
1章 チャーリー・カークは、世界と日本をどう変えたか?
──対談・R.エルドリッヂ×山中 泉
2章 「日本は素晴らしい、そしてまだ間に合う」
──カーク氏の生涯最後の演説を完全収録
3章 「反グローバリズムの世界」を実現するキー・ワード
──カーク×神谷宗幣のトークセッション再録
4章 「間に合わせる」ために、何をなすべきか?
──神谷代表インタビュー
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