内容説明
あしたから、しんがっき。セイラは、あたらしいともだちができるといいなと、わくわくしています。ラルフは、そんなセイラに、やきもちをやき、こっそりがっこうへついていくと、さまざまないたずらで、ともだちづくりのじゃまをします。セイラは、どうなってしまうのでしょう…?
著者等紹介
ガントス,ジャック[ガントス,ジャック] [Gantos,Jack]
1951‐。アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。エマーソン大学に在学中、ニコール・ルーベルと出会い、1976年に『あくたれラルフ』(童話館出版)でデビュー。その後、18作品におよぶシリーズとなった。その他ヤングアダルト作品も多数発表している。現在も、エマーソン大学とバーモント大学で創作児童文学を教え、講演活動なども活発に行なっている
ルーベル,ニコール[ルーベル,ニコール] [Rubel,Nicole]
1953‐。アメリカ、フロリダ州に双子の姉妹として生まれる。タフツ大学とボストン美術学校で絵を学んだ後、絵本作家ジェームズ・マーシャルに出会い、絵本作家を志す
こみやゆう[コミヤユウ]
1974‐。東京に生まれる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
61
題名を見て悪い予感しかしない(笑)で、予想以上の悪たれぶり発揮!新しい友達を作ろうとするセイラにあの手この手の嫌がらせ&妨害。セイラはとうとう先生から心配されてしまうが、結局ラルフの仕業と知り、、、でも新しい友達が出来たって一番の友達はラルフだからねと😊ラルフは本当にセイラが好きなのね😊2023/11/28
☆よいこ
59
絵本。あくたれラルフシリーズ。新学期の始まるセイラが学校に行くのをじゃまするラルフは、バッグの中身を散らかしたり顔を汚したり服に落書きをしたり死んだふりをする。ラルフを飛び越して学校に行ったセイラを追いかけて、ラルフも学校へ忍び込む。友達をつくろうとするセイラを片っ端からじゃまするラルフの策略で、セイラは落ち込む「きょうはなんだかついてないんです」先生のアドバイス「あんがいともだちって、まっていたら、むこうからくるものよ」を聞いて大人しくしていたら、ラルフが正体を表した▽ハピエン。セイラは我慢強いな2023/09/06
たまきら
44
娘が正月疲れか、軽いかぜの症状をみせました。昨日は久々に絵本を読んだりのんびり。ラルフからは元気をもらえるようで、うどんをようやく食べてくれて、こちらはホッとしました。読みながらずっと「ロク(うちのアカトラ)そっくり」と「ロクよりひどい」と言いっぱなし。言われている男は彼女の横で何かもらえないかはべっていましたとさ。2024/01/06
k sato
19
猫のラルフはセイラの大事なお友達。でも困ったことに、ラルフは悪たれなのです。今回は、ラルフがセイラの学校で大暴れします。ラルフはセイラが学校でお友達を作るのを邪魔しようとしているのでした。ところが、逆にセイラが人気者になってしまい・・・(;´Д`) 最後にセイラは、やっぱりラルフが最高の友達だと言うのでした。ラルフは、今回も派手に暴れていました。困った猫なのに、なぜセイラはラルフを嫌いにならないのでしょう・・・家族としての情なのか。一人になるのが怖いからなのか。人間関係でもそういうのってありますね。2023/07/29
mntmt
8
良い子はまねしないでね2023/03/25