感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐倉
13
昭和35年に山形東高校の郷土研究部が出した『山形県伝説集』。書籍の再刊を企画するも権利関係で行き詰まった著者は掲載されている伝説の現在を検証する企画を立てる。「小釿の萱の実の木に出る幽霊」「畑谷城主の産湯に使った泉に出る見ると死ぬ金の位牌」「切支丹井戸の隣にあるミサに使われた手箱石」「東堀越の皿屋敷伝説」など伝説を追ったルポ。印象に残ったのは叶野岡右衛門の屋敷でお竹という女中が皿を割ったことに端を発する皿屋敷伝説、しかし主人はお竹を篤く供養し祟りも起きない…という類話との相違を追っていく第4章。2026/04/20




