内容説明
全二十六章・423偈の『ダンマパダ(法句経)』を、全十巻シリーズで完全網羅。スマナサーラ長老の『ダンマパダ法話全集』、最終章から遡って刊行!法を知ることよりも大事なのは、法を持つこと。自分にぴったり当てはまる「マイ経典」を見つけられたら、それは最高に優れた宝物です。短い偈一つで道を語り尽くしたお釈迦様のアドバイスに従って安穏の境地へ!
目次
法行者の章(思考さえも自由にならない―人間は皆バイアスを持っている;口から漏れる放射能―言葉は注意して使用する道具に過ぎない;真言の力は比類なし―法を知るとは、知識から体験へ進むこと;「虚ろな老いぼれ」と「年長者」―無為に年を重ねるよりも徳を重ねること;人の価値を決めるリトマス試験紙―売り込み能力に惑わされないように ほか)
道の章(ブッダは宗教の革命者―すべてを知りたい人は仏教を知る;正しく生きる道は一つしかない―微笑みが絶えない八正道;無常とは最高の福音―無常に逆らうことが悩み苦しみの原因です;生命の創造者は苦である―苦を知る人こそ苦を乗り越えられる;魂は巨大妄想の産物である―仏教の無我は因縁論です ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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