内容説明
やさしい気持ちを育てる「慈悲の瞑想」から、ブッダが悟りを開いた「ヴィパッサナー瞑想」まで―マインドフルネスの起源である仏教瞑想をわかりやすく解説する入門実践ガイドの決定版!
目次
第1部 瞑想の力―心が育つと人生はうまくいく
第2部 苦しみの原因―なぜ、心は悩むのか?
第3部 慈悲の瞑想―今からすぐに幸せになれるやさしさの瞑想法
第4部 実況中継レッスン―生活の中で実践するヴィパッサナー瞑想“入門編”
第5部 ヴィパッサナー瞑想―悟りへ向かう3つの瞑想
第6部 困ったときのQ&A―すぐに解決!瞑想の疑問
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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さばずし2487398
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慈悲の瞑想とヴィパッサナー瞑想の実践法。「心の起点は思う事ではなく感覚から。」がとても為になった。光や匂いや味や温度、花々。それらは自分に何かをしようとしている訳ではなく、それらを感じて自分が判断する事で「心が汚れる」と。美しい、おいしいと思う事すら「心を汚す」というのはちょっと衝撃。生きるとはただ「動く」それだけだと。だからジャッジする前に感覚を第三者的に実況したり、動作にラベリングして観察し、感覚やジャッジが生まれる前に「動く」を味わう。 日頃の思考は全て幻かもしれない。そう思うと楽になる。2024/01/16
バーチャルブッダ
1
やはり大乗仏教などという仏陀の死後数百年たってからどこの馬の骨ともわからない凡骨に捏造された偽書によるカルト宗教ではなく、こういった本物の仏教に触れなければいけませんね。偽物が本物に勝ることなどありえないことです。このヴィパッサナー瞑想には真の仏陀であるゴータ、マ・シッダッタの知性的な教えが凝縮されています。馬鹿みたいな呪文を唱えている白痴の大乗仏教とはレベルが違いすぎますね。2024/11/17
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