感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ズー
21
ミシン大好きなので、なんで?触らないの?と気になって読んだ本。なるほど…私もミシンは触れるけど、同じようにみんなができるのにできないこと、昔から多かった。なので、小さい頃助けてくれた仲間がいて羨ましいなと思った。でも私も大人になってから、自分のできないことを友達や職場の人に助けてもらってたなぁと思ったり。その分自分が得意なことでお返ししたいという気持ち、とても大切だなと思った。私も見習いたい。終盤は涙。本当素敵な家族。著者の目指す、まさに強くてやさしい文章だった。2025/11/05
混沌工房
18
お初の作家さん、書店の平台で目に付き、ミシンが苦手なドジっ子属性女子のとぼけた日常エッセイか…と思い読みはじめたら違ってた。てか、著者に対して失礼すぎるな、自分。バイト先の同僚にあてたラブレター、東日本大震災時の思い出、学生時代の友達、初恋、高性能レコーダー並みの記憶力、両親の話、スマホをなくしたとたん役立たずになる彼氏…どれも読みごたえある。いいな、と思ったのは『恋のバナナ』。それと、なかなか捨てられずにいたという、文学のようなラブレター。2026/02/27
シオン
17
ジャケットに惹かれ、バナナマンについて書かれているエッセイに興味を惹かれ購入。ほぼ日手帳で知られているウェブサイト「ほぼ日」で連載されていたエッセイを纏めた一冊との事。前半は著者の物凄い記憶力に驚かされ、後半は母親の死、著者の結婚、結婚式、父親との関係性について赤裸々に語る文にとても心が動かされた。2026/09/11
アカツキ
14
好き上手で記憶上手の著者が胸に大切にしまってきた「人から言われて忘れられない言葉」を取り出して書かれたエッセイ。優しく温かみのある文章で、思いやりのある人たちに囲まれて愛されて育ってきたんだなとほっこり。特にご両親と旦那様が登場する話が好き。著者の父親に「娘のどこが好きか」と聞かれて、当時恋人の旦那様が「面白くて飽きないところ」と言ったのは最大の褒め言葉だなぁ。2026/05/21
りま
10
前作に続いて胸がいっぱいになる中前さんのエッセイ。お父さんとの関係性は自分にも重なる部分があって沁みた。特にバナナマン、ロールパン、花束のエピソードが好き。たしかに子どもの頃の話や、日常のこんな些細なエピソードや言葉までなんで覚えていられるんだろう?と思っていたので、レコーダーのくだりは納得。私は言われて嫌だった言葉ばかり覚えてしまいがちだけど、嬉しかった言葉も大切にしていきたい。2025/10/10




