感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きのこ
5
令和の「深夜特急」。本家よりはずいぶん軽いように見えるけれど、そのまま読み進めていくと、実はぎっしりと深く情景も情緒も書き込まれていることがわかる。先輩や田中、加藤となんだかわからない旅で日本や世界をブラブラ体験するのは味があって楽しい。ひとりでふらっと福島の震災遺跡をたどる旅は胸に響いた。はじめと最後の二つの香港旅の違いは、時代とか流れとか色々なものを感じさせ、それでも人々はその中で生きていることを実感させた。すごく面白い。読むべき。2025/10/07
まめこ
5
航空券が1円だったから/無性にアジフライが食べたくなったから/埼玉の起源を探すために/韓国と北朝鮮の境界線を見たくて/近くのタイ料理屋が閉店したので…そんなシンプルな動機で、散歩の延長のように旅をする著者に惹かれた。無計画な故に頭を抱えつつも、心動くままに楽しみ、見える世界を紡ぐ言葉たち…。カレーにはまっていた時期に、知らない土地の閑散としたアーケードを歩いたことを思い出した。どこだか全く覚えてないけど。本を読んで思い出す記憶ってあるね。2025/09/13
たんたか
3
旅行記ブログを本にまとめたもののよう。本じゃなくてもよかったかもしれないけれど 国内海外問わず自由に旅していて旅行できない身として読んでて楽しかった。2025/11/15
AppleSugar
3
世界で一番面白い文学ジャンルである旅行記。 タイトルの末尾が「行け」ではなく、「ゆけ」なのがまたよい。 「今夜はいやほい」というブログの著者、きくちさんは、10年近くの旅と青春の記録を一冊の本にまとめた。 ブログでは途中に挟み込まれる写真は巻末にまとめられ、文章のみで「エモさ」が濃縮される。 恐山の話が一番の好みかな。2025/11/13
hasebo
2
埼玉愛に溢れたやや近い場所への旅の記録。 友達と週末にふっと思い立って行く感じ、途中合流や離脱の自由も含めて好きだなと。 作者の友達、家族愛が感じられたのも良かった。 2025/10/08
-
- 電子書籍
- 年下童貞くんに翻弄されてます 第19話…
-
- 電子書籍
- 久保さんは僕を許さない 11 ヤングジ…
-
- 電子書籍
- 賢者の孫(18) 角川コミックス・エース
-
- 電子書籍
- Nintendo DREAM 2020…
-
- 電子書籍
- 神様はじめました 15巻 花とゆめコミ…




