大平正芳の中国・東アジア外交―経済から環太平洋連帯構想まで

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大平正芳の中国・東アジア外交―経済から環太平洋連帯構想まで

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  • サイズ A5変判/ページ数 505p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784910739502
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

内容説明

大平正芳は「歴史の転換点」に、どのような舵取りを行ったのか?気鋭の研究者13名による「大平外交」論。

目次

序論
第1章 宏池会首相たちの外交と系譜―戦後外交の中の大平正芳
第2章 大平正芳の経済外交
第3章 環太平洋連帯構想の淵源―大平正芳の国際政治観から
第4章 大平外交の出発―日韓請求権問題の妥結
第5章 中華民国から見た大平正芳訪華(一九六四年七月)―日華間の「一九六四年体制」の形成
第6章 中国から見た大平正芳―二度にわたる外務大臣時代を中心に
第7章 大平正芳と日中国交正常化―古井喜実との関係を中心に
第8章 日中航空協定と大平正芳
第9章 一九七〇年代日中ソ関係と田中・大平―中ソの対日原油輸出政策に注目して
第10章 福田外交と大平外交の変化と連続
第11章 大平政権の環太平洋連帯構想における中国・ソ連―デタント・新冷戦のなかの含意
第12章 対中ODAの始動
第13章 国際秩序と日中関係の狭間―プラント輸出から見た大平内閣の選択

著者等紹介

川島真[カワシマシン]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1968年生まれ。1992年東京外国語大学外国語学部卒業、1997年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は中国近現代史、アジア政治外交史。単著に『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞受賞)など

井上正也[イノウエマサヤ]
慶應義塾大学法学部教授。1979年生まれ。2002年神戸大学法学部卒業、2009年同大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専門は日本政治外交史。単著に『日中国交正常化の政治史』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞・吉田茂賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

16
日本外交史と中国外交史研究者による「大平外交」に関する共同研究成果。「大平外交」の特徴として、グローバルな自由貿易体制下での「経済外交」が挙げられる。また、それと並んで環太平洋連帯構想に代表される地域主義への向き合い方も重要な論点となっている。後者に関する大庭論文と神田論文に特に注目した。環太平洋連帯構想における中国とソ連の位置づけ、とりわけ大平の中ソ認識に関する考察は興味深いものがある。地域秩序の構築として、現代のFOIPを考える上でも示唆的である。2025/03/25

takao

1
ふむ2025/03/01

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