内容説明
「おふくろの味」のディスコース分析。新聞記事のほか、昔なつかしい映画や小説、ドラマを分析!
目次
序章 「おふくろの味」という物語
1章 「おふくろの味」創出をめぐる歴史的状況“一九五〇年代後半~一九六〇年代前半”
2章 「おふくろの味」創出の時代“一九六〇年代後半~一九七〇年代”
3章 映画「若大将シリーズ」と「サラダ」
4章 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』における洋食と和食の対比構造
5章 「サラダ」と「パン」と、『女と味噌汁』
6章 一九八〇年代~二〇二〇年代における「おふくろの味」―概念の変遷
付録 「おふくろの味」インタビュー集
著者等紹介
大野雅子[オオノマサコ]
帝京大学外国語学部教授。専門は比較文学、イギリス・ルネッサンス文学。1985年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。1988年東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。1991年同博士課程退学。2003年プリンストン大学比較文学科博士号取得。スペンサーの研究者として知られ、文学における洋の東西を問わない博学により斬新な論を発表している。明治学院大学文学部英文学科、中央大学文学部英語文学文化専攻にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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