内容説明
「頼りすがる信仰」から「3つの義に基づく信仰」へ。霊的幼児の教理解釈から卒業し、「真の信仰者」に成長するための「御言葉の真理」に迫る方法を徹底解説。
目次
第1部 現代プロテスタント教派の霊性欠如―それは入信初心者への矯正書である「ガラテヤ人への手紙」を信仰の本質であるかのように誤解したことから始まった(十字架を背負った日本のキリスト教―「ガラテヤ人への手紙」をめぐる、使徒パウロと改革者ルターの「主張」の違い;私たちが「プロテスタント神学」と解釈していること;パウロの言う「霊的成熟」とは;「恵みから落ちる」とは;新しい契約であるキリスト教―「ガラテヤ人への手紙」解釈の誤解を修正する ほか)
第2部 「ガラテヤ人への手紙」の謎を解く―「使徒の働き」と時系列で整合し、解釈しようとして陥る重大な霊的間違い(霊的学びへの導入;パウロの伝道旅行の実態。地理的条件;ガラテヤ人の受け入れ。パウロの初めての宣教結果;あれほどのこと(suffered)とは―犠牲を伴う経験=ユダヤ教徒による暴力的排除行為(迫害・パウロの暗殺計画など)―しかしそれは神様の栄光を顕す結果となる
「ガラテヤ人への手紙」と「使徒の働き」との整合性 ほか)
著者等紹介
古山パウロ誉主吾[コヤマパウロヨシュア]
1945年生まれ。高校時代に受洗。多摩美術大学PD科を卒業し、本田技術研究所に入社。米国駐在の際に霊的教理解釈を学び、信仰の本質が「神との霊的緊密さ」であると啓示を受ける。定年退職後、JTJ宣教神学校牧師志願科を卒業。セオロジークライスト会を主宰し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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