内容説明
「子どもたちの心と体」に危機感をもつ、すべての大人たち、保育・教育・医療従事者に届けたい「背骨と姿勢」の必読書!
目次
第1章 特発性側弯症の悲しい現実(“悲しい現実1”早期発見できても経過観察だけ;“悲しい現実2”装具では側弯の改善は期待できない ほか)
第2章 背骨のつくられ方と役割(骨の形のつくられ方;背骨の形は生涯変化し続ける ほか)
第3章 背骨が変形する原因(側弯症の背骨の曲がり方は回転をともなう;側弯症はヒト化過程を阻害された生体反応 ほか)
第4章 側弯症の治療は「原因探し」から(レントゲン検査を何十年受けても側弯症の原因はわからない;“レントゲン診断の問題”側弯の角度は瞬時に変化する ほか)
第5章 特発生側弯症の治し方(移動運動と側弯症;側弯症を治す第一歩は「歩く」こと ほか)
著者等紹介
山田清之進[ヤマダセイノシン]
「いこい治療院」院長。1960年、滋賀県生まれ。あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士。10代の頃、網膜剥離で長期入院を経験し、多くの優しい人と出会うなかで医療の道を志す。81年、滋賀県立盲学校理療科卒業。89年、大阪府立盲学校理学療法科(現・大阪府立大阪南視覚支援学校専修部理学療法科)卒業。病院のリハビリテーション科、老人介護施設勤務等を経て1994年、「いこい治療院」開業。並行して東洋医学、西洋医学、構造医学のほか、操体法や姿勢バランス調整法などを学ぶ。患者の命と健康を守る地域医療、老人や障がい者の在宅医療、無農薬米などの食や環境、子どもの心と体に関する活動経験などをとおして、多様な視点から特発性側弯症について研究し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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