内容説明
飲食店経営という名の地獄。かつてワニやピラニアと闘った男は荒れ狂う牛肉へとダイブした!!読む凶器!!予測と決断そして覚悟。未曽有のコロナショックにフォール勝ち!!されど難病との死闘でギブアップ寸前!?そして、トランプ大統領は敵か、味方か?
目次
第一章 いままで黙っていましたが…実は『vsコロナ』は“秒”で完勝でした!
第二章 天国から地獄へ…まさか!コロナに勝ったら、さらなる経営デスマッチが待っていた
第三章 『もう死んだほうがマシだ』…実録!ミスターデンジャーvs難病(足底腱膜炎)
第四章 世相に決死の言論バルコニーダイブ!ミスターデンジャーvs令和ニッポン
最終章 警鐘か、継承か…近未来のための『究極決断』
追記 井上尚哉さん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
32
著者は墨田区立花にあるステーキハウス「ミスターデンジャー」の店主。FMWやW★INGで活躍した元プロレスラーでもある。破天荒なキャリアから学んだアイデア力を活かし、1997年の開業からお店を守ってきた。狂牛病騒動との闘いの過酷さが想像以上。消費税や物価高騰、令和の米騒動に関する本音にも共感しかない。ここまで忙しく働いても儲かっていない苦境は本屋と重なる。自ら厨房に立って肉を焼いているからこそ気づけるという話にも全面同意。お客さんと接しないでわかった気になっている偉い人が多いのはたぶん書店業界だけではない。2025/12/15
とも
25
プロレスで活躍した「ミスター・デンジャー」こと松永光弘のステーキ店経営記。 BSE問題やコロナ禍など、新たな戦いをいかに乗り切ってきたか。体力と男気に加え、クレバーなアイデアとあの手この手で店を切り盛りする。 随所に挟まれるプロレスの裏話。飾ることのない赤裸々な筆致から、著者の真っ直ぐな性格が伝わる。 その店舗は、飲食業界のデスマッチを30年生き抜いている。一度食べに行かねば。2026/08/10
roatsu
12
街のステーキ屋さんから世相、国際情勢が見えることをまざまざと伝える飲食経営の奮闘記。個人宅の玄関を出れば世界に繋がっていることを思えば当然で、そうした現実との見えない繋がりや影響をより強烈に否応なくわからせるのが個人で事業を営むことなのかも。さすが元プロレスラー(しかもデスマッチ)というだけありさりげない一文すら面白く、シリアスで考えさせられる内容ながらも読み手を楽しませてくれる一冊。信義誠実で愛情深い人なんだなあとも思う。お店を長く一緒に頑張って来た戦友との突然の悲しい別れのお話は涙なしには読めない。2026/03/25
あつ子🐈⬛
11
積ん読消化。へー愛知ご出身なのか、と購入していた思い出です。タイトルからは想像もつかないくらい面白かった!(プロレスほぼ分からなくて申し訳ない…でもお肉は大好き…) 立ち仕事なのに足の難病を抱え、悪化する経済情勢に立ち向かう凄まじい企業努力。「牛肉について考えることは、イコール世界情勢について考えること」という記述に唸りました。世界のどこかで戦争が始まると関係国からの輸入が止まり、穀物やエネルギーなど牛肉に直接関係ない輸入品の価格にも、まわりまわって影響を与えるのだと。いつか応援のため食べに行きたいです!
Eiki Natori
8
安くてうまいステーキといえば「ミスターデンジャー」しか思い浮かばない。元プロレスラーの店なのに、客の大半は地元の一般の人のリピーター。BSEやFC失敗などの苦労を乗り越え、コロナにも打ち勝ったが、締め付ける物価高。赤字経営を余儀なくされているらしい。従業員の急死、メニュー改廃など、どのようにして生き延びてきているのかとても参考になる一冊。 最近、Xでウヨっているのが心配だったのだが、それについても真意が書かれてはいる。つくづく正直で誠実な人なのだと思った。2025/12/27




