加能作次郎ノート

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910675046
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

大正から昭和初期に活躍した、自然主義に影響を受けた作家・加能作次郎に焦点を当て、代表的な作品を中心に研究、精査した評論集。能登出身の加能作次郎に傾倒した、同じく能登出身(七尾市)の著者の資料調査と作品の背景となる能登の風土にまで踏み込んだ分析により、加能作次郎の作品の魅力が再発見、再評価されました。第2部として中野重治、室生犀星ら金沢に縁のある作家や作品を取り上げた小論集「私の文学散歩」を収録しています。大正・昭和の私小説作家として、正当な評価を受けていない加能作次郎の魅力を伝える一冊です。本書は、2000年8月に武蔵野書房より刊行された『加能作次郎ノート』を、その後判明した正誤を反映した上で復刊したものです。

目次

第1部 加能作次郎ノート(加能作次郎と能登―海を母に、父の子として;文学的出発―翻訳から小説へ;『文章世界』時代―田山花袋との出会い;「恭三の父」論;「厄年」の世界(救ひを求むる心) ほか)
第2部 私の文学散歩(中野重治「むらぎも」を読む(歿後十五年「中野重治研究と講演の会」研究発表―於・法政大学)
中野重治と室生犀星
志賀・中野のこと
『驢馬』の終焉―佐多稲子『夏の栞』から
佐多稲子『年譜の行間』に寄せて ほか)

著者等紹介

杉原米和[スギハラヨネカズ]
1956年石川県七尾市生まれ。金沢大学教育学部中等国語課程卒業。早稲田大学国語国文学専攻科修了後、京北学園中学高等学校で国語を担当。京北学園白山高等学校副校長、京北幼稚園長、東洋大学京北学園白山高等学校副校長、東洋大学京北中学校副校長を経て、現在は、東洋大学教職センター専門員、井上円了哲学センター客員研究員、江戸川大学非常勤講師として教職志望の学生の指導に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。