著者等紹介
ユンヨリム[ユンヨリム]
1970年生まれ。延世大学児童学科卒業。出版社で編集者として働いたのち、こどもの本の作家となり、20年にわたり数多くの絵本・児童書を読者に届けている。海外絵本の翻訳も多数
イミョンハ[イミョンハ]
1974年ソウル生まれ。弘益大学視覚デザイン科卒業。絵本作家、アニメ監督として活躍している
わたなべなおこ[ワタナベナオコ]
1983年生まれ。ソウル育ち。一橋大学大学院言語社会研究科修了。「韓国語多読の会」や翻訳などを通して韓国の絵本を日本に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
必要がなければ捨てられていく。でもあんな風に捨てるのかとかなり驚いた。韓国では日常的な事なのか・・。そうだったら怖い。思ったのと全く違い、衝撃的な1冊だった。2022/08/07
mug
41
先にひとり読み(といっても絵を眺めるだけ💦)をしていた息子は、 タイトルを読んだだけで「ひひひ…😂」と笑いが止まらない🤣 我が子は“ダンボールの世界”として楽しんでいたけれど、 もう少し大きくなったら、 環境問題につなげて考えたりするのかな? 面白い中にも、大事なことが詰まっている絵本。2022/07/30
かおりんご
28
絵本。面白かった。永遠と続くお話。ダンボールの逆襲なるか?!読み聞かせるのは、ちょっと難しそう。2023/11/25
ヒラP@ehon.gohon
28
捨てられたダンボール箱たちの氾濫と反乱をコミカルに描いたナンセンス絵本です。 でも大人としては痛烈な風刺絵本にも見えてきました。 通販流行りの今日は、気軽にネットで物が購入できます。 宅配便が飛び交います。 でも、けっこう変な物を無駄買い、勢い買いしてはいないでしょうか? 絵本に紹介された怪しげな商品を軽く笑い飛ばせないような気がしてきました。 ダンボール箱は正しく畳んで回収されているでしょうから、その意味ではナンセンスです。 配達を終えた空箱は、役目を終えたのです。 2022/11/15
ケ・セラ・セラ
24
宅配で届いた中身を取り出したらダンボールをベランダから外へポイ捨てって、いくらなんでもそりゃないでしょ。と、言いたくなるが、ようは我々がどれだけ多くの物を使い捨てているかってことですよね。見開きのお取り寄せ内容に苦笑い。外箱のダンボールはもちろん、その中身も本当に必要な買い物なのか。消費スタイルの見直し、地球環境資源について、まだまだもっと考える必要がありそうです。コマ割りでコミカルに描かれているけれど、ダンボールの山、ダンボールの怒りがそれを物語っています。ダンボールに食われちゃうぞ〜。2022/12/05