内容説明
日本の〈翻訳150年〉この豊饒なる闘い。海外の優れた著作を日本語に引き受ける営み―翻訳は、この150年余りの間、私たちの公共圏にはたして何をもたらしたのだろうか。当代第一線の翻訳家・研究者総勢37名が坦懐に明かす、翻訳をめぐる体験と考察。翻訳は、いつも事件だった!33のエッセイ/論考と4つのインタビューを収めた、白熱の翻訳論集。
目次
1 世界の〈場所〉をひらく文芸翻訳(文学の根を問う;翻訳者は闘う;作家に生を重ねる;ラテンアメリカ文学の地熱)
2 発端の光景―近代化と戦争(西洋をたわめる;翻訳の機構;アナーキズムの言語;情況への目線;《Nuevo Mundo》の二〇世紀)
3 原典との対峙、世界の精読(古典を訳し継ぐ;事件としての叢書;並走する知性;思想にとっての翻訳)
著者等紹介
久野量一[クノリョウイチ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。ラテンアメリカ文学
千葉敏之[チバトシユキ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。ヨーロッパ中世史
真島一郎[マジマイチロウ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shinjuro Ogino
2
多言語、多分野にわたる翻訳書(日本語への)の翻訳者の立場からのエッセイ(と言っていいか)集。東京外国語大学の人たちの本で大部なので流し読み。分野が多岐で私にも知見が無いものが多いので、雑談的に幾つか紹介。〇米国の黒人文学に出てくる黒人の話し言葉が日本の東北弁もどきに訳されることがある。それに対し本当の東北弁と違うとのクレームが出たことがある。〇韓国語に対し、日本語にはののしる表現が少ないので訳すのに困ることがある。〇大杉栄は語学に堪能で、逮捕して拘禁されるたびに新たな語学を勉強した(一犯一語)。2026/04/16
takao
2
ふむ2026/03/30
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