目次
旅の作法
86歳のパラグライダー
旅は不要不急じゃない
そうだ!会社を辞めよう
ごめんね子供たち
休もうよ ゆっくりしよう
誕生日以上に大切にしている日
年齢は単なる数字に過ぎない
車輪の一歩
旅の記憶は永遠に残る
いつもと違う道を散歩すればそれは旅
忘れ物の多い添乗員
「英語が話せる」の定義を決める
旅の成功に障害は関係ない
お風呂よりもバリアフリーよりも大切なことがある
もしも夢が叶うなら
ジャカランダの花を探しに
神魂神社の涙
次はうちに泊まりなさい
駆け巡る旅は一度だけ〔ほか〕
著者等紹介
高萩徳宗[タカハギノリトシ]
有限会社ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ代表取締役。1964年8月10日生。大分県立大分商業高校放送大学学園教養学部卒業。小田急電鉄株式会社入社後、駅、車掌区勤務を経てカナダ・アルバータ州カルガリーへ。カナディアンロッキーにてツアーガイド。帰国後、株式会社日本旅行に入社し海外旅行ツアー企画(アジア、中国)を担当。1999年に独立し有限会社ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツを創業。お体に障害がある方や高齢の方の旅のサポートを行い国内、海外へ年間100日以上、旅をするバリアフリー旅行の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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つくし
2
タイトルに惹かれて手に取り、旅行がしたくても障害や高齢のために諦めてしまいそうな時、その背中を押すサービスがあることを初めて知った。タイトルのとおり、旅行者(客)としての作法を説いてもいるのだけれど、大衆向けに展開される旅行業界の驕りに気付かされるような本でした。旅行するならば作法に気付けない部外者にはなりたくないし、いつまでも楽しく旅行を満喫したい。提供者と消費者を繋ぐ立場から見える「旅行」の形が新鮮な本でした。2023/11/04
yuka
0
著者は、障害者や高齢者のための旅行を数多く手掛けてきたプランナー。 備忘録 旅の心得①旅を3度楽しむ②自己責任、自己決定③旅の備えトラベルはトラブル④買う、飲む、食べる⑤現地でのふれあい⑥日本人であることへの誇りと責務⑦土地の人への感謝とお礼⑧他者への尊敬、お互いさま 旅の作法は誰かに押しつけられるものではなく、旅人の心の奥底から湧いて出てくるもの 『旅をして、読書をして、人に会い、視座を広げよう』 今更ですが、心に響く旅がたくさんできるといいなと思ってしまった。2025/07/05