内容説明
こわい顔だけど、やさしいムジナバア。のんきでなまけものの、ヘマムシの旦那。みんな、わけあって人間にもどれない化け物たちがお江戸では、みんななかよく暮らしてる。ある日、小太郎たちをおびやかす騒動が持ち上がって…。小学校高学年から。第1回福永令三児童文学賞受賞。
著者等紹介
小川秋子[オガワアキコ]
絵本作家。20年間、栄養士として勤務のかたわら、手作り絵本・童話を手がける。とくに江戸ものに興味があり、子ども向けの江戸市井物語を書き続けている。吉田タキノ主宰「窓の会」会員。「児童文化の会」会員。小泉八雲「雪おんなの部屋」室長。元青梅市文化財保護指導員。青梅弁による「青梅のむかし話」語り手。小泉八雲「雪女探偵団」団員。2001年、『こども世界4』(児童文化の会)に発表した『草の市』が児童文化の会「年度賞」を受賞。そのほか、日本の絵本賞・手づくり絵本コンテストにおいて、文部大臣奨励賞・読売新聞社賞・全国学校図書館協議会賞・奨励賞など受賞多数。『カッパ小太郎』で第1回福永令三児童文学賞ことりのほんばこ賞受賞
青木たかひろ[アオキタカヒロ]
1978年、香川県生まれ。2001年、筑波大学芸術/版画専攻を卒業。高校卒業直前に地元香川の画廊創生で個展を行う。その後、1年に約2回のペースで個展を開催する。2003年、銀座での個展を機に活動拠点を東京に移す。本の装・挿画やCDジャケットのイラスト、幼稚園バスのイラストなど、多岐にわたって活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。