内容説明
4期16年の市政運営と自らの半生を語り下ろす。松下政経塾での経験、最年少市長の重圧、「経営感覚のある行政」の実践、地方自治への熱い思い…
目次
第1章 松下政経塾以前
第2章 松下政経塾時代
第3章 市長時代―第一期
第4章 市長時代―第二期
第5章 市長時代―第三期
第6章 市長時代―第四期
第7章 市長退任―社会保障政策との関わり
著者等紹介
河内山哲朗[コウチヤマテツロウ]
1958年、山口県柳井市生まれ。1993年、山口県柳井市長に就任。以後、2009年に退任するまで4期務める
小宮一夫[コミヤカズオ]
文部科学省教科書調査官。駒澤大学大学院人文科学研究科・専修大学法学部非常勤講師。1967年、三重県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)
新嶋聡[ニイジマサトシ]
中央大学杉並高等学校専任教諭、立教大学社会福祉研究所特任研究員。1981年、群馬県生まれ。立教大学大学院法学研究科法学政治学専攻博士課程後期課程単位取得退学。修士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヨムヒト
7
元山口県柳井市長の河内山氏の反省を対談形式でまとめた本書。34歳で市長に就任、全国最年少。政治に経営や、DX導入、情報公開、MaaS推進など、最近の首長が言う取り組みを多く実施していたよう。4期16年市長を続けた。 同氏は酒屋の息子で親族には政治家もいる名家の出。早稲田を出て、松下政経塾に入塾。実家が裕福。在塾中に選挙活動の支援など行い、卒塾後は地元で自民党青年会の活動や塾支援などをやりながら市長になる。市長時代は経営を持ち込んだとのこと。塾に行って、禅寺の坊さんみたいになったとの評価があり、面白い。2024/03/31