内容説明
百年前の東京に出現したノンエリート建築家集団“創宇社”。関東大震災後の都市に生きた若き表現者たちの意識と行動を丹念に跡づける。
目次
序章 戦前期都市文化研究の対象としての創宇社建築会
第1章 創宇社建築会の萌芽―都市で成長する若き建築家たち
第2章 第一次世界大戦・関東大震災と創宇社建築会の結成 一九二三
第3章 創宇社建築会の展開 一九二三‐一九三〇
第4章 創宇社建築会同人たちの伏流 一九三一‐一九四五
第5章 戦後における「建築運動」と創宇社建築会同人たち 一九四五‐終章 戦前期都市文化のゆくえ
著者等紹介
佐藤美弥[サトウヨシヒロ]
名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。1979年、秋田県生まれ。2002年、早稲田大学第一文学部史学科卒業。2010年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科特任講師(ジュニアフェロー)、埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員、埼玉県立文書館学芸員、埼玉県立歴史と民俗の博物館主任学芸員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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