内容説明
“日本プロレスの父”力道山がプロレス転向&プロレスデビューを果たしてから70年が経つ。力道山とともに始まった日本のプロレスは、戦後の国民を元気づけ、テレビ普及の原動力となり、大衆スポーツとして定着した。波乱のドラマに彩られた激動の日本プロレス史を、大量の秘蔵写真と年表で振り返る。
目次
1940年(昭和15年)~1953年(昭和28年)元関脇・力道山がプロレス転向!日本初のプロレス団体を設立
1954年(昭和29年)力道山vsシャープ兄弟に列島熱狂!プロレスブームが巻き起こる
1955年(昭和30年)力道山、アジア王者となる!横綱・東富士がプロレス入り
1956年(昭和31年)力道山、世界タッグ王座奪取!タム・ライスにもリベンジ!
1957年(昭和32年)日本初の世界選手権、実現!鉄人テーズに力道山が挑戦
1958年(昭和33年)力道山がロスでテーズを破りインターナショナル王座に就く!
1959年(昭和34年)「ワールドリーグ戦」初開催!“春の祭典”に列島が沸く
1960年(昭和35年)馬場と猪木が入門!力道山がワールドリーグ連覇
1961年(昭和36年)密林男アントニオ旋風、吹き荒れる!力道山悲願の常設会場リキパレス完成!
1962年(昭和37年)ブラッシーの噛みつき攻撃で老人がショック死!社会問題に〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
27
木村政彦率いる「国際プロレス団」や、山口利夫の「全日本プロレス協会」「山口道場」、大同山らの「東亜プロレス」の興廃についても端的に触れており、改めて勝ち残った力道山の戦略家ぶりが浮き彫りになる。2022/03/10
aloha0307
20
相撲界;関脇 から転身 日本プロレス界の祖 力道山 はホントすごかった⚡のだなあ...世界最強 TV視聴率70%超えetc.己も幼少時、TVゴールデンタイムに齧りついて夢中でした(友人とよくプロレス技の掛け合いやったっけ^^;) 馬場vs猪木は対戦なしと思ってたら、前座時代対戦があったそうです(ホント👀)~馬場さんの10戦全勝。だから猪木さんは後日 再戦にあれだけこだわったのだね。本書は昭和64年までを年表形式で記述。事実が羅列されているだけ(それでも十分興味深いが)。やはり物語がほしかったなあ...2021/02/28
豊平川散歩
10
力道山の相撲時代から始まる日本プロレス史。もう70年になるのかと思いながら、読んでいくと知らなかったことが、たくさんあり面白い。馬場と猪木がいたから昭和のプロレスは盛り上がっていたのは間違いないが、それに続く役者もたくさんいた。本当に良き時代だったことが蘇る。2022/02/18
甘栗
6
すくなくとも、昭和時代は、コレでカバー。2024/04/21
ロックスターKJ
4
評価:★★★☆☆ 3点 80年代以降はリアルタイムで見ていたので、いろいろ思い出して懐かしい。スペースの都合もあると思うが、流さんの持っている裏話をもっと入れてほしかった。2021/03/12