内容説明
小泉内閣誕生20年。新史料から解き明かす。
目次
官邸主導と自民党政治の相克―本書の問題関心と主張
橋本行革と統治機構改革の政治過程―内閣機能強化を中心として
経済財政諮問会議と事前審査制
地方への資源配分をめぐる経済財政諮問会議と自民党
二つの党改革と連携選択
事前審査制の変容と国会―小泉政権初期の国会改革と国会運営
不良債権処理政策と自民党―柳澤路線と竹中路線の連続性を手がかりとして
小泉政権期における自民党政調会の集権化―政調会長と部会との関係から
小泉政権期における自民党内の中央‐地方関係―三位一体改革を中心として
郵政民営化法案―何が異例であったのか〔ほか〕
著者等紹介
奥健太郎[オクケンタロウ]
東海大学政治経済学部教授。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)
黒澤良[クロサワリョウ]
学習院大学非常勤講師。1995年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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