エピクロスの処方箋

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エピクロスの処方箋

  • 夏川 草介【著】
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  • 水鈴社(2025/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784910576053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「君はここまで来るために、何人の患者を死なせてきた?」大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望されながらも、母を亡くし一人になった甥のために地域病院で働く内科医の雄町哲郎。ある日、哲郎の力量に惚れ込む大学准教授の花垣から、難しい症例が持ち込まれた。患者は82歳の老人。それは、かつて哲郎が激怒させた大学院の絶対権力者、飛良泉寅彦教授の父親だった―。「医療では、人は救えないんだよ」治せない病は山のようにあるが、癒せない哀しみはない。思想する医師・雄町哲郎は今日も京都の街をゆく―。2024年本屋大賞第四位&京都本大賞受賞の感動作。映画化決定!『スピノザの診察室』続編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

147
第四章で秋鹿先生の言葉「先生には先生の歩き方がある。生と死が当たり前のようにつながっているこの病院に、先生は残りたいと思ってくれている。そのことをとても喜んでいる医師がいることも忘れないでください」益々マチ先生が好きになった。悲しくて、優しくて、真摯で、生きることや避けられない死に、真っ直ぐに穏やかにいられることが体中に沁みてくる読書時間だった。教授や院長、同僚医師に研修医、何より出来過ぎの甥っ子、おっと、忘れちゃいけない花垣准教授。それぞれの立ち位置が好くて、みんなみんな大好きだよ。また会いたい。2025/10/15

hiace9000

125
水のように、あるいは空気のようにすっと入ってきて心を震わせ響く数々の名言・至言、前作より数段アップデートされた医療界のリアリティ、そして生と死を静かに見つめ考えさせ、静かにこみ上げてくる涙―。前作から3年後の原田病院を舞台に、秋から春にかけた京都の風物や銘菓と共に織りなす医療哲学エンタメ・雄町哲郎シリーズ第2弾。正解なき医療に何らかの答えを求め、哀しみを癒して人を救い、目の前の人の笑顔を見んと京の町をゆくマチ先生。甥・龍之介、研修医・南、洛東病院准教授・花垣ら魅力溢れる登場人物らと小説を通して人生を観る。2025/11/21

名古屋ケムンパス

125
流麗な文章に引き込まれ、京の都の敏腕内科医・雄町先生の言動に再び魅了されてしまいました。「神様のカルテ」では何度も患者と医師の心の交流に涙しましたが、今回は幼くして母を失った甥と、大学医局を辞してまで彼を引き取った雄町先生との互いを思い遣る夕食会でのお年玉の受け渡しに図らずも眦を濡らすことになりました。この作品でも問われるテーマは「すべての人がいずれ必ず死ぬのだとすれば、医師はなんのために患者を診るんだ?」との問い。医術は仁術であることに改めて気づきます。患者に寄添う全てのお医者様に心より感謝いたします。2025/11/03

うっちー

125
医療の奥深さをしみじみと感じました。今後の進展にますます期待します2025/10/19

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

114
(2025-153)「スピノザの診察室」の続編。将来を嘱望されながらも、母を亡くし一人になった甥のために大学を辞して地域病院で働く内科医の雄町哲郎。哲学者エピクロスは快楽の本質とは、何よりも『精神の安定』のことだという。雄町は言う「人を救うのは医療ではない。人なんだ」前作も良かったけれど、今作も間違いなく良い。全ての医師に聖人君子たれと言うつもりはない。医師だって一人の人間だ。だが私はもし人生の最後に主治医をお願いするならば雄町先生にお願いしたい。今回も五つ星です。★★★★★2025/10/03

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