内容説明
よもぎえんにおにがやってくる!「こわいよー。いきたくないよー。」あおくん、どうする!?―せつぶんまでの7日間の出来事をていねいに描いた絵本―
著者等紹介
あいだのりゆき[アイダノリユキ]
会田法行。1972年、横浜市に生まれる。アメリカのミズーリ大学ジャーナリズム学部卒業。朝日新聞社写真部を経て、2003年よりフリーのカメラマンとして独立。国内外のドキュメンタリーに取り組んでいる。早稲田大学大学院、非常勤講師。2016年より新潟県十日町市に移住。棚田で米をつくり、週末は近所のキャンプ場で自家焙煎コーヒースタンドを営む
はすいけもも[ハスイケモモ]
蓮池もも。1983年、新潟市に生まれる。十日町市在住。独学で絵を描き続け、2006年に初めての個展を開催。以来毎年、新潟絵屋での個展を中心に、制作と発表を続けている。絵本は、本作『おにがくる』がデビュー作となる。雪国在住の作家ならではの、静謐な雪の表現が美しい注目の新人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
3
節分絵本。はすいけももさんのイラストが個性的でインパクトがあります。あおくんの通うよもぎ園に節分には鬼が来ると知って、その日は登園しないとべそをかくあおくん。よもぎ園ではどうやら節分に向けての年長さんたちの取り組みがあるようです。年長さんたちの頼もしい言動に心を強くしたり、やっぱり鬼は怖いと凹んだりを繰り返すあおくんでしたが、年少さんの不安そうな顔を見て、勇気を出しました。子どもたちの鬼へのビビッドな反応や、年少さんを年上の子が守るという園の伝統があるのがすてきだなと思いました。2024/03/01
NOYUKI
0
強いって勇気ってなんだろう、と考えてしまった。2024/10/04
たくさん
0
節分の豆まきの本でも結構真新しい感覚。そんなに怖がるかなっていう感性ってそれぞれだけどとても臨場感がある。最初お父さんとお母さんじゃなくお父さんが二人なのかなって思ったけどスキンヘッドがお父さんなのね。私もシルヴァスタイン好きだし仕事辞めて家にいるようになったらスキンヘッドで髭でも伸ばそうかなっていう感じに思った。話がそれた。主人公の成長というか克服って小さいことでも次に向かって大きくられた実感って大事にしたいな。2024/07/29