内容説明
名前を失った星で生きる“あなたとわたし”を結ぶSF「標のない」。戦争と真実に直面した平凡な少女の選択を描く歴史フィクション「大火」。独裁国家の修理工が語る命がけの遊戯の話「国境沿いのピンボール・リザード」。二〇〇七年夏・少女(たち)の呪縛と解放を描く小さなセカイ系「グッバイスタンダー」。読切をメインに長篇一挙掲載含む小説8篇・漫画1篇&イラスト多数収録。“唯一百合”のノンジャンル文芸誌、堂々の第2号。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっち
5
佐藤友哉はまあ普通に読めた 後は 2024/03/13
七穂
3
零合vol.2読了、すごいボリューム。『ゼロ年代』を銘打っているからか、vol.1より現代が舞台の作品が増えていた印象(そのせいでは無いと思うが)個人的には前作より読み易く感じた。作品のテイストは非常にバラエティ豊か、どれも女性同士の関係性に真摯に向き合ったお話だと思った。商業百合小説アンソロで続刊が刊行されるのは喜ばしい事なのでvol.3にも期待。 個人的に気になった作品は伊島糸雨氏『霧曳く繭のパスティーシュ』と前仲パ須田氏『トレイル・トゥ・スターライト』。ハードボイルド枠が毎回あるのが個人的に嬉しい所2024/06/09
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