出版社内容情報
マーク・フィッシャーの成し遂げたこととはなんだったのか? その数々の仕事を入口に、イギリスから生まれた「現代思想」を俯瞰する
代表作『資本主義リアリズム』で知られる労働者階級出身の批評家にして、ロキシー・ミュージックからジョイ・ディヴィジョン、ジェイムズ・ブレイクからカニエ・ウェストまで、さまざまな音楽を論じつつ、あるいは映画やTVドラマ、大衆文学といったポピュラー・カルチャーに立脚しながら現代社会を分析、独自の思考を練り上げていった不世出の思想家。
まだ見ぬ読者たちに向け、フィッシャーの著作に触れるきっかけを提供するとともに、彼が登場してきたイギリスの文脈や背景、そしてイギリス現代思想の現在を特集する。
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