感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
映画『マーベルズ』公開のタイミングで刊行されたMOOK。MCUが始まって、なんと15年なのだという。その勢いと偉業、そしてフェーズ4以降の錯綜も含めて、識者達が楽しげに語っている。なるほど、ケヴィン・ファイギがリチャード・ドナーの継承者という指摘は頷ける。サノスというラスボスの存在で連帯していたフェーズ3までとは違い、フェーズ4からは多様性という重要な主題を孕んでいくことで散漫さが露呈しているように思えるが、その散漫さという印象が多様性へのMCUの本気度を証明するという逆説が成り立っているという皮肉。2023/11/13
桂 渓位
7
エンドゲームを経て、惰性と云うか観るのに疲れてきたマーベル世界を把握するのに適したテキスト本でした✨2023/11/12