出版社内容情報
2015年に発売以来、美術館ガイド書としては異例の9刷りまで版を重ねた「東京のちいさな美術館めぐり」が、このたび大幅改訂の上、新設美術館も加えた全131館を網羅し8年ぶりに新発売致します。
好評だったコンセプト(美術館の展示物のみならずカフェやショップ情報の充実)はそのまま継続し、全ての館を再取材しより分かりやすい内容としました。新たな読者のみならず旧版をお買い上げいただいた読者も新たに買い直し必至のガイド書です。執筆者も前回同様美術ライターの浦島茂世さん、彼女の丁寧な解説をお供に美術館めぐりを楽しんでください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y.yamabuki
23
大きな美術館での特別展もいいけれど、建物や庭園も含めた雰囲気を楽しめる小さな美術館で、ゆっくり過ごせたら素敵だと思う。cafeが併設されていればなお良し。一度に多くの作品を鑑賞してしまうと、印象に残らないものも出てくる。一点々丁寧に楽しみたい。訪れたい所が幾つも見付かったけれど、東京でも西寄りで千葉から遠い所が多いのが残念。けれど写真が添えられているので、ページを捲るだけでも楽しい。 2024/09/09
yuuuming
7
たくさん行きたいところを見つけることができました!2024/08/09
kaz
4
行ったことがある、あるいは類書で知っているところも多いが、存在を全く知らなかったところも。わざわざ行くところかはともかく、近くに行ったら立ち寄ってみたい。図書館の内容紹介は『展示内容や建物に個性を感じられる、東京周辺のちいさな美術館・博物館・ギャラリー131館を美しい写真ともに紹介。アクセスなどのデータ、見どころポイント、カフェやグッズの情報も満載。データ:2023年9月現在』。 2024/08/28
果てなき冒険たまこ
4
ここ何年か連続で利用したぐるっとパスのお蔭でずいぶんいろんな美術館にお邪魔してきた。この本に掲載のないところもたくさんあるしこの本で知った美術館もあるというくらい東京近辺は美術館がいっぱい。しかもどこに行ってもそこそこ混んでるのにはびっくりさせられるよね(ま、大半が年配の方々)自分は基本的に浮世絵とか江戸文化的なものに惹かれてるけどそれ関係でもめちゃたくさんあるんだよね。今一番行きたいのは鎌倉の鏑木清方記念美術館かな。でもこの季節の鎌倉。。混んでるんだろうなぁ(o´д`o)=32024/07/05
Humbaba
3
様々なコンセプトで、そこかしこに美術館がある。それは非常に恵まれた環境にいると言えるだろう。一つ一つの規模はそれほど大きくはないかもしれないが、その分自分たちの目指すところが明確になっていて特徴がある。その特徴が好みと合うのであれば、その人にとっては最適な場所となる。一つだけでは好みとは合わないということがあっても、多くの美術館があることでどれかは好みと合致する。2024/05/22