目次
No.001 天と地と
No.002 ホワイト・レジェンド
No.003 序奏とロンド・カプリチオーソ
No.004 レット・ミー・エンターテイン・ユー
Hanyu Yuzuru’s Costumes
著者等紹介
伊藤聡美[イトウサトミ]
フィギュアスケート衣装デザイナー。服飾専門学校のエスキモードジャポン卒業。神戸ファッションコンテストで特選を受賞し、英ノッティンガム芸術大学へ留学。帰国後、ダンスウェアメーカーに衣装デザイナーとして入社。2015年に独立。国内外のスケーター、コーチ、振付師から衣装製作の依頼を受ける他、体操・新体操の衣装も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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moonlight
28
フィギュアスケートの衣装はスケーターを華やかに見せる、だけではなく伊藤聡美さんは色や形、装飾の一つ一つにまで意味を持たせて製作していることに感嘆する。衣装、音楽、振付、滑り、全てが融合して一つの世界観を表現することに強く拘る羽生結弦選手が、多くの衣装を依頼するのも頷ける。しかし羽生選手の方から細かい注文などは無さそうで、デザイナーさんとしても腕の振るいがいのある存在なんだな、ということがよくわかる。2022/08/29
エル・トポ
13
フィギュアスケートの衣装制作第一人者、伊藤聡美さんの衣装写真集。羽生さんを担当したのはソチ五輪の翌シーズンのエキシビジョンから。初めて採寸した時は緊張で手が震え、アトリエに戻って採寸表を見た時は「間違えた?」と思うほど、規格外の数字が並んでいたとの事。ご本人のベスト・コスチュームは「origin」。「羽生選手が存在してくれて、衣装を作る機会を与えてくれた事に感謝するレベル。羽生結弦というMUSEがいなければ、間違いなく誕生しなかった衣装だ。他の誰で創造できよう?」私もこの衣装が一番好きです!2022/05/30
ときわ
5
ここに掲載されているのは、豪華絢爛という言葉が少しも大げさではないフィギュアスケートの衣装。デザイナーの伊藤聡美さんはキラキラが大好きなので全部キラキラの衣装。そういうのが好きじゃない選手は依頼しないだろうし、伊藤さんに衣装を注文できるだけの選手になりたいと憧れる人もいるだろう。間近でしか細かいところは見えない衣装。演技中いったい誰がこの衣装をきちんと見ることが出来るだろう。着ている本人は見れない。観客だって距離が遠い。審判員?見るのは衣装より動きだろう。素晴らしいのに写真でしか堪能できない芸術品。2024/07/12
kaz
1
スケーターの本かと思って手に取ったが、スケーターの衣装の本だった。それはそれとして、美しさが楽しめた。図書館の内容紹介は『氷上のMUSEたちによる華麗な演技は、美しい衣装と共に記憶に残る-。フィギュアスケート衣装デザイナー・伊藤聡美の作品集。羽生結弦選手をはじめトップスケーターの衣装50着以上を収録。製作過程のエピソード等も掲載』。 2022/07/09
花椿
0
★★★★★2024/02/04