内容説明
ガチな格差社会をご覧あれ!繁栄と衰退の歴史に刻まれた、古代ローマの真実。
目次
1章 暮らしの作法(ルール;暮らし;結婚・育児;住宅;インフラ;死生観)
2章 娯楽の作法(饗宴;娯楽)
3章 奴隷の作法(管理・活用;性と罰;自由と反乱)
4章 帝国軍の作法(しくみ;防具・武器;戦)
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京都出身。歴史学専攻。世界史研究者。本郷高校講師、大学受験予備校講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、聖心女子大学文学部講師となる。子ども向け、大学生・社会人向けに書かれた世界史にまつわる書籍が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とある内科医
38
図書館より、ざっと。市民、奴隷、軍体の生活について、イラストとともに紹介。歴史を学び直す時のために、残像のように頭の片隅へ残しておく。2022/01/29
Nat
33
図書館本。ローマ社会を雑学的に知る。寝ながら食べるのがローマ式のマナーや、豚が好物だったことや侵入者を防ぐために金持ちは窓なしの家に住んだなど色々わかった。特に人気だったペットは犬で、ネコはネズミ捕りのために飼われていた。ペットとしてはあまり飼われていなかったそうだ。その他に奴隷の作法や帝国軍の作法なども、イラスト入りでわかりやすく解説されている。2022/02/12
グラコロ
19
ローマ市民は食費と娯楽費はタダ!パン屋は国から給料をもらう公務員だって。泥棒に入られないために、金持ちは窓のない家に住んだらしい。人気の観光スポットはギリシャとエジプト。共和制末期の兵制改革まで、兵士は鎧や武器は自前で用意しなければならず、貧乏人は兵役につけなかったらしい。ふむふむ。雑学をいろいろ仕入れたぞ。2023/01/09
もだんたいむす
4
テーマごとに分かりやすくまとめられていて良かった。イラストがあるのもまたよい。2022/12/19
遊未
3
古代ローマの生活については結構様々な本が出版されていますが、軽く読める一冊。もう少し取り上げてほしいところとか掘り下げてほしいところもあります。でも、絵があるから、子どもにお話ししてあげることもできるかな?無論、省くべき部分は省いてですが。2023/03/28