内容説明
漫画家・今日マチ子が描き続けた街と人。コロナ禍の3年間を綴ったシリーズ最終巻。オールカラー日英併記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
7
一番最後のページは4月7日。まだ3ヶ月も経ってないのに、コロナのことはすっかり忘れてる。在宅勤務から勤務の要素が薄れていった1年間(まだ継続中)2023/06/20
nadami30
3
2022年から2023年のコロナ禍の日常を切り取ったイラスト集。 東京に暮らす人々のマスク生活は、それぞれの日常の質感がリアル。 一億総マスク時代。ほんの少し状況が変わるだけで、ものすごく昔の出来事のように思う。「ステイホーム」がもう古い言葉だと感じるように。 コロナ禍でも、ドラマや映画などのコンテンツは頑なにマスクを外した物語を発信し続けているから、遠い未来にはこんな時代があったなんて・・・!と思うようになるかもしれない。 あったんだよ。2023年までの現実の姿が、ここにある。2023/08/10
たけのこ
3
今日マチ子さんが描く、コロナのある普通の日常を先生の目線できりとった作品。このままコロナがなくなってしまえばきっと誰の記憶からも忘れされてしまうような何気ないシーン。そんなシーンを切り取っているからこそこの作品には価値があります。2023/06/25
大須賀 ジェット
3
コロナ日記の完結巻、僕もぼんやり色々と整理出来たような気持ちになれた気がします。2023/06/10
参謀
3
#stayhomeシリーズ3冊目の完結巻。未だにコロナ禍への完全な対応は終わっていないが、少しずつこれまでの日常が戻りつつある時期のイラスト。この頃作者もとうとう罹患したよう。それが原因かそれともまだ以前と同じように過ごせていない状況にストレスがかかっているのか、また暗い色の絵が増えたように思えた。でも少し明るさを持って前向きな絵も増え、これからもこんな感じで歩んでいくのだろうという心の表れかもしれない。展示も見に行ったが、非常によかった。「町田市民文学館ことばらんど」にて2023/05/06
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