内容説明
トランプ米大統領が言った「性別は男性と女性だけ」は、差別ではなく常識です!『産経新聞』の「正論」欄で人気の動物行動学研究家が、同欄などを書籍化し、時事問題をユニークな視点で解説。
目次
第1章 女は男に何を求めるか(人間の男だけが持つ飛び道具は○○;五輪とイケメンの切っても切れない関係 ほか)
第2章 LGBTを巡る誤解と不安(LGBTには「生産性」がある;同性婚を認めないのは「違憲」!? ほか)
第3章 動物行動学研究家から教育界への提言(理系の楽しさと価値を広げよう;東工大女子枠の真の狙いとは? ほか)
第4章 「生きづらさ」「働きにくさ」考(中高年の引きこもりをなくすには;うつで死なないために思うこと ほか)
第5章 「女性天皇」「女系天皇」容認は日本の終わり(皇統の男系男子継承の深い意味;突如現れた「皇女」なる奇妙な制度 ほか)
著者等紹介
竹内久美子[タケウチクミコ]
動物行動学研究家、エッセイスト。1956年、愛知県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院で動物行動学専攻。1992年、『そんなバカな!遺伝子と神について』(文春文庫)で第8回講談社出版文化賞において「科学出版賞」受賞。動物行動学の知見を駆使し、日常の様々な事象をユニークな視点で解説。その軽妙洒脱な筆致とも相俟って話題となり、多くのファンを獲得している。Xフォロワー数は約12万人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shinjuro Ogino
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先ず感心したことを幾つか。○動物は「種の保存」のために活動する、は幻想だという。例えばインドのハヌマンラングールというサルは、1頭のオスがハレムを構成するが、時々別のオスが襲撃して乗っ取る。その初仕事は乳飲み子を全て殺すことだ。それにより授乳が無くなったメスは発情と排卵を再開する。すなわち種の保存ではなく自己のためだ。○人 のLGBTは非生産的というが、その家系の女子は出産率が高い。即ち家系全体で見ると生産力は高い。○第5章「女性天皇容認は日本の終り」は男系男子天皇主張だが、私は読んで不愉快になった。2025/09/06