内容説明
生活に困ったときには生活保護がある。よくそう言われますが、実際、どんな手続が必要なのか?具体的なことを知っている人はほとんどいません。ネットで調べても、「手とり足とり」というわけにはいきません。本書では、生活保護について、必要なときにはすぐにかかることができるように説明します。
目次
第1章 生活保護は意外と簡単(生活保護を受けられる4つの条件とは?;意外に多くの人が該当する ほか)
第2章 「貧しいのは自分のせい」ではない(ステルス化する日本の貧困;本当は日本は金持ち国なのに… ほか)
第3章 先進国とは言えない日本の生活保護(日本の生活保護予算はアメリカの10分の1;8人に1人が生活扶助を受けているアメリカ ほか)
第4章 福祉を使い倒そう(家賃、住宅ローンを税金で払ってもらう;将来、生活保護を受けようと思っている人は金持ち自治体に住もう ほか)
第5章 困窮する前にすべきこと(会社は不用意にやめるべきではない;リストラに関する法律を知っておこう ほか)
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中。You Tubeで「大村大次郎チャンネル」を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チバ
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具体的な手続き本ではなく生活保護の説明本として読みやすい。ただ生活保護のことだけではなく損をしないようにという著者の思いから話が他の事にも及びがちだった。生活保護費用として税金から出されているうち半分以上が医療費という病院とのからくりが衝撃的だった。年金、生活保護、失業保険が各自が独立し相互の協力関係がないというのはまったくナンセンスで改善すべき問題だと思った。生活保護が地方自治体によって差があるのも絶対変えるべきだ。恥ずかしながら無知だったことが色々知れて勉強になった。2025/03/29
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