内容説明
日本の政治家は、日本の国有財産、国民財産を、二束三文で外資に渡して私腹を肥やしてきた。裏金議員たちの次の標的はNTT法廃止で、NTTの財産である通信インフラを叩き売ることだ。テレビなどで、「NTTが国際競争力を取り戻すため」との報道は全て、利権の為のウソだ。本書では、政府がNTT法廃止のために使う詭弁を暴きNTT法廃止が、国民生活をいかに破壊するのか。ITビジネスアナリストの深田萌絵が端的に解説する。
目次
まえがき NTT法廃止で日本は滅ぶ
第1章 NTTを失えば日本は終わる
第2章 40兆円を私物化
第3章 政府のプロパガンダ作戦
第4章 狙いはNTT帝国
第5章 台湾バナナと腐敗国家
第6章 電話加入権を返せ
第7章 元総務大臣原口一博議員との特別対談
あとがき 未来を守るために
著者等紹介
深田萌絵[フカダモエ]
ITビジネスアナリスト。Revatron株式会社代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代にファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリスト、外資投資銀行勤務の後にリーマンショックで倒産危機に見舞われた企業の民事再生業務に携わった。現在はコンピュータ設計、チップ・ソリューション、AI高速処理設計を国内の大手企業に提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こけこ
2
NTTが4月に外資に売られてしまう?慌てて読んだ。自分の利権しか考えていない政治家ばかり。個人で正しい知識を持っていないと、状況の把握ができず踊らされてしまう危険性を感じた。4月4日を過ぎたが、あまりニュースにならず。なあなあのまま、2025年に中国系に売られてしまうのだろうか。この国はどうなっていくのか、本当に心配。2024/04/08
tetekoguma
0
NTT法が話題ですがどういう論点があるのか知りたいと思い読んでみました。固定電話加入権の問題など戦後の社会を作ってきた仕組みがまだ残っているのだとしみじみ。2024/04/21