なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?

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なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910364131
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0031

内容説明

2009年新型インフルエンザに続いて起こった新型コロナウイルス騒動。総括をしていなかった厚生労働省と政府は騒動が大きかった分、今回は大混乱となってしまった。本来は「さざ波」であった新型コロナウイルスに対して津波並みのショックがあった国々と同じ対策をしてしまった。その結果、経済は大打撃を被った。いったい、どうしてこんなことになってしまったのか!?どうすれば良かったのか?

目次

第1章 コロナ戦争に勝った国と負けた国
第2章 戦争被害者は女性、子供、老人
第3章 日本はなぜ負けることになったのか?
第4章 非常事態宣言で日本が失ったもの
第5章 2009年新型インフルエンザと2019年新型コロナウイルス
第6章 コロナ禍でわかった日本の問題

著者等紹介

木村盛世[キムラモリヨ]
医師、作家。筑波大学医学群卒業。米ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了。同大学でデルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)プロジェクトコーディネーター、財団法人結核予防会、厚生労働省医系技官を経て、パブリックヘルス協議会理事長

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって、高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

35
2020年~2021年までに日本が実施した新型コロナ対策の総括的な一冊(木村盛世さんと和田秀樹さんの対談形式)。世界の他国に比べ新型コロナの感染者数や死者数は圧倒的に少なかった日本だが、被害が甚大だったアメリカなどと同じような対策を行ったことで経済は疲弊し自殺者は増加した。本書では、コロナ禍で特に被害を受けた女性・子供・老人の状況についてページを割いて語られる。2022年1月現在、オミクロン株の流行で5度目の緊急事態宣言が発令されそうな雰囲気が漂う中、ぜひとも読んでおきたい作品。2022/01/12

カブトムシ

17
この著者は高齢者のメンタルヘルスの専門家である。老人にも色々の人がいて、いつまでも悟りきれない人も多い。私もえらそうなことは言えないが、老人の多くは騙されているのである。外に出て日光をあびてウォーキングに励みたい。和田秀樹さんのチャンネルの「宗教で見るウクライナ情勢」の動画は、中田考先生をゲストに迎えて参考になった。宗教の観点から見たり、政治の観点から見たり、コロナ禍の観点から見たりして、ウクライナ紛争を理解しているところである。テレビばかり見ている人は、騙されているのがわからない。(2022年4月1日)

めるみ

4
医療の目的は人を幸せにすること。コロナ禍では、幸せよりもコロナに罹らないことや死なないことが優先されている。 自粛も医療行為の一つ。こんなメリットがあるが同時にこんな副作用があると国民が理解した上で、納得して進めなくてはならない。自粛は、医療逼迫を防ぎ死亡者数を減らすのだからと勝手に決められてしまう。まさに強制医療! 自分の身は自分で考え、自分で守る。目先のことだけで狭くならず、冷静に、広い視野で考えよう! この先、経済の大被害と認知症寝たきり高齢者の大増加は予想される。はたして自分は何ができるか。2022/01/30

茂ちゃん

2
これまでの著書で明快な提言をしていた二人の対談本だけに全ての内容が説得力を持っていた。 それと相反するような旧態依然とした厚労省や分科会には怒りを通り越して虚しさすら感じる。 しかし、呆れた彼らを退場に追い込むのは正しい知識と情報を持った良識派である。 その本で多くの良識派が育つのを望んで止まない。 これからの日本の為に…2022/03/15

お魚くわえたザサエさん

1
「感染を抑える」という目に見えやすいことばかり必死になり、経済や人間らしい生活など多くのものを犠牲にしている。2022/01/27

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