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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃えつきた棒
29
絵心ない一般人(チンパンジー?)の僕が言うのもなんだが、作者は絵があまり上手ではないのではないか? 表情とセリフが上手くマッチしていなかったり、動きのある場面がなんだかギクシャクしていたり、描画にやや拙さを感じた。 頭の中で絵がつながって動き出すということがない。 静止画+吹き出しの連続があるだけだ。/ また、民事裁判の場面で、「原告人」、「検察人」、「議事録」、「審議対象」、「意義あり」などの訳語に強い違和感を感じた。 また、名誉毀損の罪で取り調べを受けている被疑者に対して、➡︎2024/05/25
Myrmidon
2
どストレートな直球勝負。日本版の「アンチ独裁」というコピーは売り方としては理解できるが、むしろテーマとしては「アンチ抑圧」「真実」ではなかろうか。「アンチ独裁」だと「独裁者を倒せ」的理解をしてしまいがちだが、本作の射程はもっと深く、一人の独裁者が失脚しても続く抑圧的社会・体制を描いているし、そこに暮らす複雑で多様な人々も描いている。だからこそ、最後の「二人」の叫びがストレートな威力を持つのだ。2023/11/15
brzbb
1
過去の独裁体制、その崩壊と忘却、茶番劇のような独裁体制の復活、しかし過去そのままじゃなく姿を変えて継承される……3巻の物語の軌跡はあの国やこの国にも当てはまって、この物語が「いま」を描いたものだと強く感じさせる。どの巻もハッピーエンドでは終わらない。そうするには、独裁的な権力に対して個人はあまりにも無力だということを著者も読者も知りすぎているからだろう。しかしたとえ無力でも、自由のために勝利を信じて闘ってくれた人たちがいる、ということもまた知っている。ただそれだけが希望だ。2023/12/29
たけのこ
1
傑作。この度3巻で完結いたしまして、たけのこ的傑作認定となりました。すばらしい。 3巻は多少難解ではあったものの、1巻2巻で積み上げてきたものがそうなってくるのか!?と思わせてくる終わり方。3冊で、この形でこれを描き切ったのは大変あっぱれ。紙でも買います。2023/10/29
Tkc Knk
1
【☆☆☆】【次も買う】【2023年】2023/10/15
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