内容説明
コアラのケビンはのんびりや。まいにちがおなじであんぜんなばしょがすき。いつもいるきのうえにぎゅっとしがみついてみんなのさそいにものりません。そんなケビンにおもいもよらないできごとがおとずれます。へんかをうけいれたケビンにはどんなじかんがまっているのでしょうか。セインズベリー児童図書賞&イブニング・スタンダード図書賞W受賞!!
著者等紹介
ブライト,レイチェル[ブライト,レイチェル] [Bright,Rachel]
数々の賞を受賞し、41カ国語に翻訳されたミリオンセラーをもつ絵本作家。海の近くにある版画工房で、新しいアイデアを思い浮かべながらインクまみれの午後を過ごすことが何よりも好き
フィールド,ジム[フィールド,ジム] [Field,Jim]
イラストレーター、キャラクターデザイナー、アニメーションディレクター。ロアルド・ダール賞、英イブニング・スタンダード・オスカー賞など多数受賞。ジムは現在、妻と娘、そして小さくて不機嫌な猫といっしょにパリに住んでいる
安藤サクラ[アンドウサクラ]
2007年俳優デビュー。映画『百円の恋』『万引き家族』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『まんぷく』ほか数々の作品に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
19
新着棚で。「ライオンのこころ」(未読)の動物絵本シリーズ2。セインズベリー児童図書賞、イブニング・スタンダード図書賞、W受賞作。訳は安藤サクラさん。コアラのケビン。「ぽかぽか むしゃむしゃ うとうと これがケビンのとくいわざ」と紹介される。私と似てる(笑) 下から「遊ぼう」と誘ってくれる動物がいても、ケビンは動かない。ところがある時、思いがけないことから……。変化、挑戦って、大人だって二の足を踏む。でも、思い切った後には、新しい世界が広がる。今、何かに迷っている人、読んでみて! 2022/08/14
ヒラP@ehon.gohon
17
可愛いコアラの存在感たっぷりの絵本です。 木にしがみついたままの、コアラのケビンですが、ただなまけているわけではありません。 怖がりなのかもしれないけれど、本当はお友だちだってぼしいはず。 そんな関係がユーモラスに描かれていて、ほっこりしました。2023/10/21
ほんわか・かめ
15
変化を嫌い、自分のスペースで安定した暮らしをしているコアラ。でも、ほんのちょっと勇気を出してみれば(出すきっかけがあれば)ワクワクはほらすぐそこに!「知れば知るほどぼくらの世界は最高に楽しいんだもん!」翻訳は安藤サクラさん。〈2022/トゥーヴァージンズ〉2024/03/09
Cinejazz
13
〝<コアラのケビン>は、安全な木の上にしがみついて、みんなの誘いにのりません。どんな事があっても、毎日変わらない暮らし。月日は流れ、どんなに世界が変わっても、ケビンはギュッと動きません...聞き慣れない音に、ハッと目が覚めるまでは... トントン、トカトン、トトトトト―ン、キツツキがケビンの木を打ちはじめたのでした!・・・🐨 〟 自分の殻から抜け出して生きていく、これからのコアラに期待が高まる、レイチェル・ブライト作、ジム・フィールド絵、安藤サクラさん訳の『ライオンのこころ』に続く絵本。2023/06/19
ヒラP@ehon.gohon
10
C事業所で読み聞かせしました。2023/10/13