内容説明
クリスマスの13日前から毎日ひとりずつ、山から下りてくる!
著者等紹介
ピルキングトン,ブリアン[ピルキングトン,ブリアン] [Pilkington,Brian]
1950年、英リバプール生まれ。レスター大学芸術学部を卒業後、1974年よりアイスランドに暮らす。M´anasteinar i vasanum(2003)でディンマリン賞を受賞
朱位昌併[アカクラショウヘイ]
1991年生まれ。レイキャヴィーク在住。アイスランド大学大学院でアイスランド文学を研究するほか、辞書の編纂にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seraphim
6
アイスランドに伝わる、サンタクロースというより、モンスターというか、日本でいう妖怪のようなもののお話。そもそも親がトロールだから、彼らもトロールだよなぁ。13人のほとんどが食べ物を盗み食いしに来るらしい。しかもクリスマスの時期になると山から降りてくる。せっかくのご馳走を盗み食いされたら頭にきてしまうが、なんだか憎めない感じ。アイスランドの人々は、彼らのことをどんな風に感じているのだろう。知的好奇心で読んでみたが、アイスランドの風土が感じられ面白かった。2025/05/24
遠い日
3
なんとも一目見たら忘れ難いビジュアルの13人のサンタクロースたち。アイスランドのサンタクロースは13人だけという。まるでトロルのような風貌で、することも特徴的。結構小狡いこともして、人間臭い。2025/04/13