著者等紹介
原陽子[ハラヨウコ]
自由学園卒業後、無名塾に入塾。映画『遠野物語』で主演デビュー。2009年より、ピアニストの小原孝氏と『語りとピアノの二重奏』を開催。そこで朗読したオリジナルストーリー『クローとわたし』が、詩の絵本として2016年リーブルより出版される
山本久美子[ヤマモトクミコ]
1965年前橋生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。2003年、2005年ボローニャ国際絵本原画展入選。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もんらっしぇ
76
プレゼント用に購入。盲導犬として訓練・育てられたラブラドール・レトリーバー黒犬の「ロロ」と、病気により目が不自由になってしまった男の子「シュウ」くんとの心温まる物語。しかし何故題名を『まっくろ』にしたのでしょう?…あ、なるほどシュウくんの居る世界との比喩・暗喩でしょうか…最後のほうでロロはまっくろ犬なのに、お口の周りが白くなってきます。そう、老犬になってきたのですね。そして引退し余生は老人ホームの癒し犬として暮らしていましたが、ある日『しゅた とん しゅた とん』ああ、聞き覚えのある足音がして……2024/12/16
はる
50
盲導犬のロロは、夢を見ます。大好きだった人との懐かしい日々を……。盲導犬の視線でパートナーとの関係を描いた絵本。引退した後も強い絆で結ばれているのでしょうね。犬のロロという名前、最初は伏せ字かと思ってしまった笑。優しい絵のタッチ。ラストが良かったです。2024/12/07
ぶんこ
34
盲導犬ロロとお兄ちゃんの物語。ロロは真っ黒な犬。盲導犬の訓練を受けた3割ほどの盲導犬デビューにより、小さい頃、病気で目が見えなくなったシュウ君の元へ。ロロが真っ黒と知って親近感を持つ。一緒にお散歩に行くカンカン照りの日、ロロが真っ赤な靴を履きます。火傷しないようにとシュウ君が履かせてくれます。そうか、犬も猛暑日には足が火傷するんだ!「しゅた とん しゅた とん しゅたとん」シュウ君の足音を聞くと嬉しいロロ。月日が経ち、ロロは真っ赤な靴を履くのも嫌なほど疲れて、ある日シュウ君との別れが。思わずウルウル。2024/12/11
宇宙猫
16
★★★★ 盲導犬ロロのお話。引退後がちょっと切ない。2024/12/26
mntmt
9
盲導犬のお話。2024/12/30
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