出版社内容情報
超高齢社会のニーズに応える!「住宅リースバック」のすべてを徹底解説!
超高齢社会へ急速に進んでいる現在、老後の資金確保への関心も高まっています。
その中の一つに、老後資金の確保や柔軟な住み替え手段として「住宅リースバック」が注目されています。
自宅を売却後も賃貸として住み続けられるこの仕組みはTVCMも相まって高齢者を中心に広がりを見せています。
一方で、不動産売買と賃貸借を組み合わせた複雑なこの仕組みは、高齢者には理解し難い契約となり、その理解不足により多くの相談やトラブルが報告されるようになってきました。
本書は、リースバックの歴史から仕組み、実務、法務、税務までを体系的に整理し、リバースモーゲージとの違いや、法的課題、裁判例、税務問題まで、最新情報に基づいて総合的に解説した他に類を見ない総合的な専門書となっています。
不動産・金融の専門家からライフプランなど各種相談業務に携わる方、またこれからリースバックを検討する一般の方まで本当に役立つ知識を余すところなく収録した幅広く役立つ1冊です。
【目次】
第1章 不動産リースバックの歴史
第2章 住宅のリースバック取引の概要
1.住宅のリースバックの仕組みと特徴
2.住宅のリースバック取引に関するよくある質問
3.住宅のリースバックが注目される背景
4.住宅のリースバック取引の発展過程からみるリースバック事業の実態
5.住宅のリースバック業務
6.住宅のリースバック事業の今後の展望と課題
第3章 住宅のリースバック取引の法律
1.リースバックとは
2.消費者からみた自宅リースバックの利点
3.消費者からみた自宅りーすばっくの問題点
4.売買契約が問題となった事例
5.賃貸借契約における問題点
6.リスクある取引について規制・救済は十分か
7.国土交通省のガイドブックについて リスクは解消できているか
8.まとめにかえて
第4章 リースバックに関する裁判例
第5章 住宅リースバックの税務



