海外に送り出した社員の命をどう守る?―在るべき企業の海外危機管理

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海外に送り出した社員の命をどう守る?―在るべき企業の海外危機管理

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  • サイズ 46判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910286273
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

内容説明

企業の海外危機管理担当者、そして経営者に贈る予断を許さない世界情勢の中で、企業に求められる対応とは?豊富な事例と、問題形式による対応シミュレーションを収録。戦争、テロ、暴動から日常的な犯罪被害まで、海外危機管理のプロが長年の実践をもとに惜しみなく語る企業がとるべき行動のすべて。

目次

第1章 海外に送り出す社員の命、会社はしっかりと向き合っていますか?
第2章 海外危機管理担当者の課題
第3章 緊急事態のシミュレーション、会社の判断は?
第4章 海外派遣者自身が取るべき安全対策
第5章 治安上注意が必要な国の例
第6章 最近マスコミをにぎわしている重大事案

著者等紹介

有坂〓成[アリサカレンセイ]
安全サポート株式会社代表取締役。1977年、住友海上火災保険株式会社(現三井住友海上)に入社。ドイツ・ミュンヘンでの研修を経て、本社国際部(海外駐在員の人事制度改定や危機管理を担当)。その後、デュッセルドルフ駐在員を経てミュンヘン事務所長に就任。1999年に外務省に出向。危機管理対策のノウハウを活かし「海安協ホームページ」(現在の外務省海外安全ホームページ)を立ち上げたほか、『誘拐対策マニュアル』の編集を担当。2005年に安全サポート株式会社設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

2
★★★ 海外での危険な目に会わないためのリスクマネジメントとしては読み応えあり2025/03/03

お抹茶

1
駐在員や企業だけでなく,海外旅行者にも良い。強盗,誘拐,テロに遭ったときの実践例付き。社員の命に関わる場合は,家族のケアを一元的に担う者を置き,テロや誘拐などの場合はメディア対応を置く。平時から有事まで一貫して行う専門会社の起用がよい。誘拐したと思わせる詐欺もある。治安の悪い地域では現地警察が犯人組織と繋がっていることもある。空港での偽の出迎えにも注意。銃乱射の時に両手を挙げると真っ先に狙われる。姿勢を低くして逃げるか,伏せたり隠れたりする。爆弾テロは複数回起きやすいので,爆発音と反対の方向に早く逃げる。2024/09/25

Humbaba

1
海外と一言に言ってもそのリスクは地域ごとに違っており、全てが全て危険という訳ではない。ただし、その地域で生まれ育った人と、一時的に赴任してきている人とでは感じ方や判断に大きな違いが生まれることは忘れてはいけない。まさか、と言いたくなるような事態は実際に起こるものであり、それに備えていないと大きな被害を被ることになる。たとえ無駄になったとしても、常に備え、問題が生じたらどうするかを考えておくことが必要になる。2024/08/17

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